先日打ち合わせにオフィスに来て下さったある市役所の女性職員Ｔさんから
思わぬ「告白」をされました！
「いつかは私も栗栖さんのようなコーチになりたいと思って、
初めてお会いしたときに頂いた名刺を、携帯ホルダーに入れて、
ずっと毎日こうして持ち歩いていたんです！」

えッ！これは10年ぐらい前の私の名刺・・・
Ｔさんと初めてお会いしたのは、「女性の起業塾のセミナー」に講師として
登壇させていただいた日・・・そう10年近く前のことだったと思います。

その時にお渡しした名刺を、こうして今まで大切にお持ちいただいていることに、
嬉しさと感謝の気持ちで涙が溢れ出そうになりました。

「特に悩んだ時や、凹んだ時は、いつも栗栖さんの名刺を携帯ケースから出して
この笑顔を見て、勇気づけられているんです！。
今は公務員だけど、いつかは自分もコーチになって目の前の人を勇気づけ、
じっくり寄り添って励ましてあげるコーチになりたいと思っているんです！！」

私から見れば、いつも地域住民のサポーターとして明るく元気に応対している
Ｔさんこそが、市役所を代表する名コーチです！

市役所に「コミュニケーション」で人を勇気づけ励まし応援し続けるコーチがいれば、
「○○さんに会いに来ました～」
「いつも▢▢してくれて助かった～、ありがとう！」
「△△さんの笑顔を見るだけで元気になった！！」
温かなコミュニケーションの輪が地域に拡がっていくのではないでしょうか？

そして打合せの後にＴさんに投げかけた質問は、
「Ｔさんは、これからどんな人生にしたいと思っているの？」

一呼吸おいてから・・・
「親や周りから期待された「●●であるべき」という枠を飛び越えて、
もっと自由な立場で、悩み多い公務員の人達を笑顔にしたい！！」

対住民だけではなく、むしろ日々現場で一生懸命真面目に働いている
市役所職員のメンタルサポートをするコーチが必要なのかもしれません。

現職の経験があるからこそ、組織内の悩みや改善点が肌感覚で分かるはず！！
近い将来、コーチとなったＴさんが最も必要とされる「フィールド」が
見つかったようです。

1枚の名刺交換から始まったご縁が、こうして今も繋がっていることに、
そして、セミナーに参加してくださった方が「自分もコーチになりたい！」と
思い続けてくださっていることが、コーチである私への最高の承認のメッセージです。

「コーチ冥利に尽きる！！！」この感動をしっかりと受け止めて、
さあ、今日も目の前の人の中にある無限の可能性と行動力を引き出しに
行ってまります！！！