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宙のニュースレター

2019.11.12

ドラ・トーザンさんをお迎えして「女性のためのキャリア形成シンポジウム」in大津市

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2019.11.9(土)大津市主催「女性のキャリア形成シンポジウム」が龍谷大学瀬田キャンパス内で
開催されました。

当日は快晴に恵まれ、紅葉が色づく美しい環境のもと、
市民や学生、小さなお子さん連れのご家族まで、県内外から大変多くの皆様に
ご参加いただきましてありがとうございました。
第1部は「私らしさを磨くワーク&ライフバラス」と題した国際ジャーナリスト、
フランスと日本の懸け橋として国内外で活躍中のドラ・トーザンさんの基調講演。
第2部はドラ・トーザンさんの他に越直美大津市長を迎え、私はファシリテーターとして
「女性が輝く社会」についてフリーディスカッションをさせていただきました。

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女性活躍の先進国のように思われるフランスも、妻が資産を持つこと、銀行口座を開設すること、
夫の許可なしに仕事ができるようになったのは、なんと1965年なのです。
女性解放運動が盛んになったのは、1968年のご活革命後。1970年になってからだそうです。
また、「育児も教育も国の責任」として3歳から無料で国が学校教育に取り組んでおり、
3年間は職場のポジションがキープされる育児休暇制度や、産休の差の給料補償が90%。
これらのことが出生率(2.0)を押し上げている背景になっているようです。

つまり仕事をしている女性が安心して子供を産み育てられる環境を国が責任を持ってサポートしているので
主婦が消え、子どもの数が増える。働く女性ほど子供の数が多い。
更に、2010年から上場企業では女性役員を40%以上とするクオーター制が成立したことも
女性の活躍を後押ししています。

しかし日本では女性の管理職が少ないだけではなく、政治家が圧倒的に少ないのが現状です。
TOPに女性がいないことが、変化にスピード感がなく、価値観が変わっていかないのかもしれません。

dora5今回特にドラさんが今回大津に大変興味を持たれたのは、「M字カーブ】と言われる20代後半から30代後半の女性の有業率が35歳から39歳ではここ5年間で61.6%~78.5%に16.9%上昇している点です。

これは待機児童をゼロにするという越市長の取り組みが功を成している訳で、県外から「大津市で暮らしたい」という子育て世代の転入も増えており、大津市のTOPの決断(コミット)と実行力の大きな成果といえます。女性に仕事と子育ての二者択一を迫るのではなく、男性も女性も自分らしく生きるためには、オンとオフの切り替えをして自分の時間を大切にすること。「自分が幸せでなければ人には優しくできない」
ドラさんのメッセージに沢山のヒントをいただきました。
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