2015.7.18
感情を理解するための教育「アンガーマネジメント」
「アンガーマネジメント」という言葉をご存知で
すか?
アンガーマネジメントとは1970年代にアメリカで
自然発生的に開発された、怒りの感情と上手に
付き合うための「感情理解教育プログラム』です。
アメリカではこどもたちが小学校から習っています。
今、毎日のように世界中から「怒りの感情」をぶつけあう悲しいニュースが届いてきます。
「宗教」対「宗教」、「人種」対「人種、「国」対「国」、「地域」対「地域」、そして「個人」対「個人」、「集団」対「個人」など・・・
その当事者や表現の方法、手段は違っていてもその多くの原因は「怒り」の感情です。
怒りの感情は「喜怒哀楽」の中で最もパワフルで他人に対して大きな影響力を持つ感情で、怒りの感情が溜まると「恨み」や「怨念」などに変化します。
その溜まった怒りの感情は上から下へ、強い立場から弱い立場へ、大人から子供へ、上司から部下へ、その出口、「矛先」を探し求めるという特徴があります。自分の怒りを誰かにぶつけたいと思うのです。
そして一旦その出口(矛先)が見つかると、その方向に向けて怒りは一気に流れ出てしまいます。
怖いのはその怒りの感情をぶつけられた人は「なぜ、自分なのか?」その理由も根拠もわからないまま誰かの「怒り」の感情を受け取ってしまうことです。
そして受け取った人もまた次の矛先を探し回ることになり・・・
怒りの感情は延々と連鎖を繰り返すのです。
最近は怒りの感情の扱い方を基礎から学びたいという企業様が増えてきました。特にトップリーダーから直接相談を受ける機会が増えています。トップリーダーだからこそ、イライラしたりカチンとくる機会も多いのでしょう。
たとえば・・・
*思い通りに動かない部下に対する「イライラ」を何とかしたい。
*怒ることでエネルギーの無駄遣いをやめて、もっと前向きなことに使いたい
*つい強い口調で部下を怒鳴ってしまい後悔している。
*厳しく注意しなければならないときに叱れずに後悔する。
*言い訳をする部下に対して怒りが収まらない。
*我慢が限界に達すると「爆発」してしまい、自分をコントロールできない。
リーダーの感情表現は周りに対する影響力が非常に大きいので、リーダーが自分の怒りの感情を上手にコントロールすることができるようになると、組織のハイパフォーマンスにつながります。
・怒ってしまい後悔すること。
・適切に怒ることができずに後悔すること。
・怒りの感情に支配され続けること
これらのマイナスの感情がリーダー自身と組織の目標達成のブレーキになります。
是非アンガーマネジメントのメソッドを学んで、怒りにとらわれないコミュニケーションスキルを身につけましょう。
(株)宙ではコーチングのコミュニケーションをベースに、各種研修、セミナーの中で「アンガーマネジメント」をご紹介しています。
ビジネス以外にも、学校、PTA、子育てセミナーや男女共同参画セミナーなどでも大変好評です。
まずあなた自身がマイナスの怒りを手放して、その怒りをプラスに変えてみませんか?
手に入れたい結果が見えてくるはずです。
詳しくは弊社のHPhttps://kurisu-sora.com/anger-managementを
ご覧ください。
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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