アンガーマネジメントを活用することで、怒りの衝動に任せて怒りを爆発させるのではなく、
上手にコントロールしてストレスを軽減し、メンタルタフネスを高めることができます。
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ハラスメント対策に活かすアンガーマネジメント
アンガーマネジメントで職場の心理的安全性を高めよう!
管理職の必須スキル「アンガーマネジメント」
怒りの感情を科学する「怒りのメカニズム」を学ぶ
怒りの感情に振り回されることで、私たちは多くのものを失っています。
「怒りの加害者」にも「怒りの被害者」にもならないために、組織全体でアンガーマネジメントを学ぶことをお勧めいたします。
アンガーマネジメントとは?
アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで生まれた「怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・心理トレーニング」のことです。
怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることで「怒りの連鎖を断ち切り、怒りの被害者にも加害者にもならない」ことを目指しています。
アメリカでは子どもたちが学校で学び、アスリートのメンタルトレーニングにも取り入れられています。弊社では一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の「アンガーマネジメント診断」の受診結果をもとに、フィードバックやワークショップを数多く取り入れて「すぐに使えるメソッド」をお伝えしています。リーダーのマネジメント研修や、営業・接客・医療スタッフ、教育関係や子育てなど幅広い分野で活用され、「安心安全な組織環境づくり」や「ハラスメント防止対策」としても成果を上げていますので、組織全体で取り組むことをお勧めいたします。
怒りのタイプ診断
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が行っている、「アンガーマネジメント診断」は、怒りの感情を診断する心理テストで、自分の怒りの傾向が一目でわかります。
この診断を活用することで、自分や相手の怒りの特徴を客観的に捉えることができるようになります。お互いを理解するツールとしても使えますので、特に職場の集団研修や連続講座などでは大変効果的です。
アンガーマネジメント総合診断のやり方について
パソコンで各自が91の質問に答えることで、あなたのどの様な「価値観」が怒りの原因になるのかを診断し、「6つの怒りのタイプ」のうち、自分に当てはまる2つのタイプが4文字熟語で表記されます。
更に自分の怒りの強度、持続性、頻度、耐性、攻撃性が偏差値で出てきますので自分の怒りの感情について客観的に捉えることができるようになります。講座の中ではこの診断書を詳しく解説し、更に改善点などをアドバイスしますので、自分の怒りの傾向や、他の人の感情面の特徴を理解するツールとしても大変価値がある診断書です。
怒りの連鎖を断ち切ろう
「怒り」の感情は、力の強い人から
力の弱い人へ向かう傾向があります。
怒りの連鎖は続き、この連鎖に巻き込まれた人は新たな「怒りのはけ口」を探し求めてまた「怒りの連鎖」に囚われ続けてしまうのです。
アンガーマネジメントでこの連鎖を断ち切ることができます。
自分の怒りを次の人に連鎖させないために、誰かの不必要な怒りを受けても自分でマネジメントして解消することができるようにアンガーマネジメントで怒りの連鎖を断ち切りましょう。
怒りの連鎖(例)
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あなたが職場でイライラした感情を家庭に持ち込み、
パートナーに向けられます。 -
怒りをぶつけられた夫や妻は、その怒りを子どもにぶつけます。
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親に怒りをぶつけられた子は自分の弟妹や、
学校で自分より弱い子をいじめます。 -
いじめられた子はその怒りを家に持ち帰り
親にぶつけます。 -
怒りをぶつけられた親は職場で部下や後輩に
ぶつけます。 -
その怒りをぶつけられた人は家庭に持ち帰り……
そもそも怒りとは?
価値観が多様化し不安やストレスが充満している現代では、様々な場面で「怒りの感情」に振り回されることが多くなってきました。
そして、ほとんどの人は「怒りの感情の扱い方」は難しいと思っています。
それは「怒りの感情」について教育を受けていないからです。「怒りの取扱説明書」を持っていないので「怒り」に対して次のような間違った思い込みをしています。
例えば…
怒ることはいけないこと
怒りっぽい人は嫌われる
怒りを抑えられないのは恥ずかしいこと
しかし、怒りの感情は他の「喜・怒・哀・楽」という私たちがもともと持っている感情と同じで、人間にとってごく自然な感情です。特に身を守るための「防衛感情」とも言われ、なくすことはできないのです。
また、スポーツなどでは「怒り」がプラスに働き目標達成のエネルギーやモチベーションにもなります。
怒ってはいけないのではなく、アンガーマネジメントで怒りの感情を生み出す自分の考え方を理解し、相手に伝わる「怒らない伝え方」を学ぶことが必要なのです。
アンガーマネジメントのメリット
怒りを知ることが、リスクマネジメントになります。
部下の育成や各種ハラスメント対策に効果的です。
チームが結果を出すにはリーダーの「コーチングスキル」と「アンガーマネジメント」が必要です。
ビジネスの現場では、お互いの年齢や価値観、立場は違っても、問題解決に向けて「一緒に話し合う姿勢」が求められています。これはスキルではなく人間力です。
アンガーマネジメントを身に付けると、自分の価値観に縛られて力や立場で感情的に相手を動かすのではなく、自分と相手の価値観が違っていても、相手の気持ちを受け入れ、伝えたいことは明確・丁寧に怒らない伝え方ができるようになります。
これは組織の風土改革や、ハラスメント問題を未然に防ぐリスクマネジメントにも繋がります。
アンガーマネジメントを職場で取り入れると、組織内の心理的安全性が高まり、結果として生産性を大きく上げることができます。
また客観的に自分自身を見直すために【怒りのタイプ診断】を取り入れたカリキュラムがお勧めです。【怒りのタイプ診断】を行うことでお互いの価値観を理解するきっかけにもなります。
大切な家族の心の安定と成長に役立ちます。
身近な人に強く怒ってしまうのも「怒り」の特徴です。
「言わなくてもわかってくれるはず」「自分が思うように相手は変わるはず」という固定観念や思い込みが原因です。
一番身近で大切な家族こそ、「怒り」を「感情」で伝えるのではなく、「感情」を「わかりやすく」伝えることが大切です。親がアンガーマネジメントを身に付けることで、親自身が「イライラ」から解放され子育てが楽しくなります。また親の感情が子どもに伝染するので、子どもの心の安定と成長にも大変役立ち、夫婦のパートナーシップも育まれます。
子どもを対象とした「キッズ講座」や保護者向けの「子育て講座」がお勧めです。
いじめ・体罰・保護者とのトラブル……
全て「怒りの感情」が原因です。
アンガーマネジメントでは、「自分の感情を大切にすること」と同時に「相手の感情も大切にすること」を学びます。これはより良い人生、より意味のある人生を生きていくうえでとても大切なことです。
アンガーマネジメントを学ぶと、「怒りの衝動」「怒りの感情」「怒りの行動」をコントロールする力が身につくので教職員や保護者はもちろんのこと、児童・生徒にとっては一生の財産になります。
教師がアンガーマネジメントを身につけると、「怒る必要のないもの」は怒らずに済み、「怒る必要のあるもの」は適切に怒ることができるようになります。
その結果、学校が安心、安全な場になり、児童・生徒や保護者との信頼関係が深まります。
学校の差別化や生徒の学力向上、スポーツなどの部活指導にも大変役立ちます。
教職員のスキルアップ研修や児童・生徒、PTAの講座にもお勧めです。