2015.5.28
「上質な事前打ち合わせ」が最高のセミナーを創る!
講演やセミナーのご依頼をいただいた際、私は可能な限り直接お会いして「事前のお打合せ」をさせていただくようにしています。
やお電話で「こんな感じの内容で90分でお願いできますでしょうか?!」というご依頼を受ける場合も多いのですが、
メールで書かれた文字やお電話でお顔を見ていない状態の話言葉だけでセミナーを作ることはとても無謀な行為です。
人を育成し、人と関わりながら結果を出していく「コミュニケーション」は目には見えないからこそ、見えるものは何でも見ておくことが必要なのです。そしてお会いした時も見えないものを見ようとする観察する姿勢がコーチには求められます。
ご依頼先が遠方や海外は仕方がありませんが、それでもできるだけ直接ご担当者のお顔を見て、話を聴きながら声や身振りを観察して「どのような思いでご依頼をいただいたのか・・・」その本音を確認しあう作業がセミナーの「質」を決めます。
実はこれはご依頼側にとっても大変重要なことです。
開催日、時間帯、参加者と机やいすの配置、事前準備など最低限のことは明確に決めていきますが、後はほとんどが「雑談」という場合も結構あります。
関西圏のご依頼先様の場合は、ほとんどの方が琵琶湖の湖岸にあるわが社のオフィスにお越しいただいているのですが、琵琶湖を眺めながらお話を聴かせていただいていると、
「ここで個人セッションをしてもらったようで、ラッキーでした!」
「打ち合わせをしに来たのに、今日はいっぱい聴いてもらってスッキリしました」
「なんだか元気が出てきました!セミナーの当日が楽しみです!」
「新しいアイディアもいっぱい出たので、タイトルも変えましょうか!?」等々・・・
これから始まるセミナーについて落ち着いた環境で一緒に考えあう時間を持つことで、パートナーとして「セミナーを一緒に作り上げていく」という思いが共有できてきます。
これが「共感」です。
・本当はどうなりたいの?どんなセミナーにしたいの?
・セミナーでどんな結果を創りだしたいの?
・何をすれば課題を解決できると思う?
・ブッチャケ、これってこういうことだよね!
という本音の本音、一番深いところにある「想い」を共感することで、自転車の前輪と後輪が勢いよく回り始めます。
この勢いが「生きたセミナー」「エネルギッシュなセミナー」に変化していくのです。
ご縁をいただいた皆さんにとって「甲斐のある時間」になるために、事前打ち合わせと共感の時間を作り出すことは、
私がどうしても外したくない大切なステップです。
今日も、ご相談に来られた方と、一緒に横に並んで琵琶湖を眺めながらプロジェクトのブレーンストーミングをしていると、ものすごい量のアイディアが溢れだしてきました。
そして新しい画期的なプロジェクトが2つ、あぶり出し紙のように描き出されてきました。
・事前の打ち合わせをどれくらい掘り下げれるか・・・
・いかに相手の思いをあぶりだしてそれに共感できるか・・・
大切な時間とお金とチャンスを無駄にしないために、明日もまた事前の打ち合わせが続きます!
セミナーのご相談などがありましたら是非、ご一報ください。
琵琶湖を眺めながら、その思いをお聴かせ頂くお席をご用意してお待ちしています!
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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