2012.12.23
91歳の現役医学博士 「祖父江逸郎先生」講演会
間もなく 92歳になられる現役医学博士、祖父江逸郎先生の講演会に参加しました。
戦艦大和の軍医も務められたという先生の戦争体験から長寿の秘訣まで、とても91歳には見えないほどお元気な先生のお話を伺い、「私も90歳になっても生涯現役としてこうして後輩たちの前に立って話せるコーチになりたい」という思いにさせて頂きました。
先生がお話になったことでとても印象に残っていることが2つあります。
1つ目は「美老長寿」という言葉です。
先生は美しく老いて長生きをすることを提唱されています。
この美しく老いるという言葉がとても意味深いのです。
写真を見てもお分かりの通り、祖父江先生はとてもおしゃれで美しい表情、姿勢、美声、美肌の持ち主ですが、これは毎日をとても大切にして生活していらっしゃるからです。
もともと人間の身体は手入れ次第で90歳くらいまでは生きられるそうですが、 自分の身体の声を聴くことが最も大切なことだそうです。60兆という全身の細胞のハーモニーを感じることです。
それは快食、快眠、快便、快談(!)の爽快感を味わうことにもつながります。この爽快感が元気をくれる!自分の身体の自然治癒力を信じることも大切なことです。
『美老とは老いを光らせること!老いにはその人の生き方のヒストリーが現れている。この人は信頼できるという存在感を感じるような人は、品格がありその人の中に人生が光っている』まさしく先生のお姿がこの言葉尾を一番よく表しているようです。
2つ目は、人間が子孫を残すという動物としての役目を終えても、なお数十年生きていることの意味です。
だいたい動物はその体重に比例して寿命が決まっているそうですが、人間は違います。
平均寿命が延びてここ40年で、人生が80年になったのは人類はじまって以来のことです。
おばあちゃん(おじいちゃん)と呼ばれる世代が2世代あるわけです。つまりだいたい50~60代と70~80代の二世代がおばあちゃん(おじいちゃん)世代になったわけです。子孫を残す生殖能力が衰えても、更に数十年生きるということは人間には身に着けた知恵を伝承していく、そして社会のために貢献していくという使命があるからです。
生涯現役として使命感を持ちそれを実行していらっしゃる先生の姿に、理屈抜きで無限の可能性を信じさせてもらった一日でした。
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日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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先日はお隣に座らせていただき失礼しました。翌日に早速ブログに的確なコメントと写真をアップされ、お仕事柄とは申せ感服の至りです。小生はなかなか追い込まれないと進まず恥ずかしい限りです。
先生の話しをお聞きしまして貴殿と同様にとても感銘を受け、生きる力を頂戴しました。小生も他からは元気といわれますが先生を見習ってますます精進いたしたく存じます。
また、どちらかでお会いすることもあろうかと存じますが
よろしくお願い申し上げます。 岡本秀巳
株式会社都ハウジング
代表取締役 岡本 秀己様
このたびは素敵なご縁をいただきましてありがとうございます。
また、早々にホームページもご覧いただきご連絡をいただき、
心よりお礼を申し上げます。
先日は祖父江先生から物凄いバイタリティーをいただきましたね。
『私もまだまだこれから!!』そんな気持ちにさせて頂きました。
存在そのものが人を勇気づけるコミュニケーションの発信基地になっているようでした。
この度のご縁を機に、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ素敵なクリスマスとお正月をお迎えくださいませ。
取り急ぎお礼まで。
株式会社宙 栗栖 佳子