2012.3.14
社内の常識は世間の非常識!
先日IT関連会社の合同企業研修をさせていただいた際に中堅女性社員Aさんから出た言葉です。
「この社内で私のビジネスマナーは結構できているほうだと思っていましたが、実はお客様にとても不快な応対をしていたことを知って自分自身が愕然としています。」
社内の「当り前」が社外の人から見ると「非常識」ということが実はとても多いのです。
また別の男性社員Bさんからは「こんなに自分の第一印象が悪いということを今日初めて知りました。(笑)
でもワークショップ後の印象をペアを組んだCさんに訊いてみると、最初とは別人のようでとても感じがいいと言われ、ものすごく嬉しかったです。そして僕が変わったことをとても喜んでくれているCさんに感謝したいです!」
また、40代のDさんは「今まで自分の仕事は技術を磨くことだけだと信じ切っていました。
でも本当は周りの人ともっと仲良くしたいと思っていることに気が付きました。
今日初めて会った20代の営業の女性Eさんとコミュニケーションワークをする中で、本当は淋しがり屋で誰かと一緒に仕事に取り組んで達成感を味わいたいのではありませんか?!と言われ、グサッときました。まさしくこれが私の本音だったからです。否定せずに、頷くことで肩の力が抜けました」
発表する方も聴く方も、熱いものがこみあげてきているようでした。
その後、各自の会社の「当たり前」について話が及びました。
会社の当り前は社風や社員の仕事中の表情、言葉遣い、言動、教育制度、福利厚生の他にマナーなど・・・あちらこちらから「エ~信じられない!」「うらやましい~」「これって当たり前じゃなかったんですか!?」などなど大きな声が聴こえてきました。
いつもは全く意識していない自分の置かれている環境に目を向けてみることは、新しい気付き、発見の機会になり、客観的に自分自身を見つめなおす絶好のチャンスです。
自社だけで研修をする以上に、外の世界を知り新しい可能性を開くまたとない機会です。
取引先やまったく異業種の会社と連携して社員教育をしてみてはいかがでしょうか?
社内に新しい風が吹くこと間違いなし!
大切な社員のためにも是非ご検討いただきたいと思います。
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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