女の子の家では、お雛様飾りは娘の成長を願う親の気持ちの表れだと思うのですが、我が家のお雛様は娘が独立して以来、久しく箱の中に納まったままでした。 （申し訳ありません・・・） しかし今年はなんだか二人の声が聴こえてきまして、まずは二人だけを箱から出してみることにしました。 二人は久しぶりのデートを楽しんでいるようで、その笑顔はとてもチャーミングでこちらまで微笑んでしまいます。 するとそれを見ていたか、三人官女や五人囃子の声も聴こえてきて・・・ 控えの間に赤い毛氈を敷いて（半分は虫干し）一応スタンバイをしていただくことにしました。 結局お雛様飾りのフルメンバーが出揃い、和室が一段と華やかで明るい陽だまりのように変わりました。 こんなことなら毎年出してあげればよかった・・・娘の幸せを願うとともに、私も（元）女の子ですから今年一年の健康とハッピーを願って、さっそく梅の花とあられを買いに行こうと思います。 娘が生まれてすぐに京都のデパートで雛飾り選びに夢中になっていた両親の笑顔を思い出しながら、『灯りをつけましょぼんぼりに～～』大切はお雛様たちと一緒に歌いました。 今年も明るく健やかな一年でありますように！！