毎年気温が高くなっていることを、今年の夏は一層鮮烈に私たちに教えてくれていますね。地球温暖化を自分事として実感している方もたくさんいらっしゃると思います。突然の豪雨、スコールや熱波など、もはや日本は温帯から亜熱帯地方に世界地図を変えてもいいくらいです。
この現実があまりにも過酷なので身体と気持ちが大自然の変化についていけず、夏は生まれ故郷の帯広に引っ越したいとう気持ちが湧いてきています。北海道も気温が上がっているようですが・・・十勝平野の大自然の中で感じた朝夕の爽快な空気がとても恋しいです。
さて、朝から３０度を超す猛暑の中、先月からほぼ毎日講座をさせていただいていますがご参加いただきました皆様に心からお礼申し上げます。汗だくで会場に起こしただく姿を見ると、もう来てくださるだけで、感動、感謝の気持ちが心の底から湧いてきます。汗だくでも、ここまで来た甲斐があったと言っていただける講座にしよう！と改めて気持ちが引き締まる思いです。
講座の内容は一つ一違いますし、お越しいただく方も年齢やお仕事も様々ですが、講座全体を通して一つだけ共通していることがあります。それは、コミュニケーションのワークで二人がペアになってご自身の夢を語っていただくと、話が止まらないということです。多い時は数十名の皆さんと一緒にこのワークをさせていただくのですが、『は～い、時間で～す。そろそろ終わってくださ～い』とマイクで連呼?!するにもかかわらず、お話はいっこうに止まらない＆止まらない・・・そして身振り手振りを交えて、満面の笑顔で目の前の方と素晴らしくコミュニケーションして自分の夢を言葉にしています。
最初にお部屋に入ってきた時の、少し緊張してやや硬くなっていた表情の人とは別人のようになっているので、毎回、講座の前と後の皆さんの表情の違いを写真を撮ってお見せしたいとさえ思ってしまいます。コミュニケーションは誰かとするもの・・・・と考えがちですが、実は自分自身とコミュニケーションすることが第一歩ではないかと思います。自分はどんなことにワクワクして、どんなことを悲しんでいて、どんな辛いことや腹が立つことを抱えているのか。悲しいことは悲しい、辛いことはつらい、嫌な事は嫌と言ってもいいし、やってみたいことは、人からどう思われようがやってみたい！！と言うべきです。自分自身の気持ちに蓋をして、感じなくなっていることが一番悲しいことだと思うのです。
実際、ワークをした後の感想を伺ってみると、『自分のやってみたいことや夢を言葉にしたことは今までなかったけど、初めて会った人に聴いてもらっただけで、やれそうな気持になってきた。モヤモヤしていた気持ちがすっきりした。決心ができた。やってみようと思うようになった。早速チャレンジしたい!目の前の人の話をもっと聴きたくなった・・・』等々活き活きしたコメントが返ってきます。
もう大人だから（年だから）こうあるべき、とかこうあらねばならない・・・なんて考える必要はないのです。もっと自由に、もっと軽やかに、もっと自分らしく、自分の命の時間を大切に生きたい！！と、改めて感じさせていただいています。猛暑に中、ご参加いただいた皆様に心から感謝を申し上げます。