滋賀県草津市にある、ロケットのマークでおなじみの、 とっても素敵なコミュニティーライジオ放送局エフエム草津の皆様のご協力のもと、 滋賀の天然繊維を利用した、『くつろぎウエア』のモニタリングをさせていただきました。 一人で何着も着替えていただき、立ったり座ったりしながら実際に着てみて感じたことなど インタビューさせていただきました。 肌寒い中、ご協力いただきました皆様、そして酒井社長、本当にありがとうございました。 滋賀県は３つの天然繊維の産地であることは実はあまり知られていません。 ちりめん(絹）、麻、クレープ・・・一つの県に三つの天然繊維があることが、 とても珍しいことですが、京都や他府県の製品の素材になっているので、 滋賀ブランドとしての知名度はまだまだです。 地元の産業の活性化と、体や自然に良いものをできるだけたくさんの方に知っていただきたいと思い 私は二年ほど前から滋賀の地域ブランド化への取り組みのお手伝いをさせていただいています。 今回モニタリングさせて頂いた作品はその第一弾として試作したもので、 県内の旅館などで浴衣の代わりに出していただいたなら、 湯上りや館内着として実際に着てみたいと思いますか？？という質問からさせていただきました。 人は十人十色といいますが、予想は外れるためにある・・・を実感させられました。 作り手側の思い入れ（思い込みかな・・・）と、ユーザー側の求めるものに歴然とした差がありました。 作り手にかかわった人には思いもつかない新鮮な感想や提案が沢山あり、 モニタリングの大切さを感じたと同時に、人の価値観の特性は、 単に年齢や性別や用途でひとくくりにしては危険だということでした。 こうに違いない・・・という思い込みを持ったら、造りたいものしか生まれてきませんが、 生の声、本音を引き出すことで本当に必要とされる新しいデザインが生まれそうです。 次の作品づくりに向けて、今回頂いた感想に耳を傾けて、さらにブラッシュアップして、 人にも薦めたくなるような素敵な商品を創っていきたいと思いますので、 また次回もモニタリングへのご協力をよろしくお願いいたします。 まだ袖を通していただいていないあなたも、次回はどうぞご協力をお願いいたします。 年齢は問いません。（男性用も検討中です。） 忌憚のないご意見を求めていますので、ご希望の方は是非お知らせくださいね。 滋賀の地元の産業を活性化させる滋賀ブランドへのご協力のお願いでした。