新入社員研修に欠かせない「アンガーマネジメント」&「伝えるスキル」
4月5月にご依頼をいただいている新入社員研修で必ず取り入れているのが
「アンガーマネジメント」と「伝えるスキル」です。
社会人として必要な基本的なマナー&一般常識を学ぶことはもちろん大切ですが、
これは本や動画で「知識」として覚えることができます。
しかし、リアルの研修でなければ「体験」できないワークショップこそ、
新入社員の心を動かし行動を変えていく力があります。
特に、価値観の変化が速く、ジェネレーションギャップが広がっている昨今、
新入社員だけではなく、彼らを受け入れる先輩や上司も様々な不安を抱えて悩んでいます。
例えば・・
・彼らとの「共通言語」が見当たらない。
・指示命令で育ってきた自分が、共感やコーチングで部下の指導をするのは難しい
・ハラスメントにならないようにしようとすると、自然と会話の量が減っている。
・残業規制などがあり、トコトン仕事に取り組んで得られる「達成感」や「連帯感」を
味わうことが困難になっている。
・そもそも転職が当たり前になっているので、新入社員に対して、そこまで真剣に
育てようという気持ちになれない 等々・・・
こうした思いは「ぎこちないコミュニケーション」となり、部下と一緒にいること、
指導すること、それ自体が「緊張とストレス」の原因になっているようです。
この「ぎこちないコミュニケーション」を「自然なコミュニケーション」に変えて
「一緒に学び合える関係性」「気軽に話ができる関係性」を作るためには、
先輩や上司だけが頑張るのではなく、新入社員研修の場で(入社後できるだけ早い時期に)
彼ら自身が上質なコミュニケーションスキルを身につける必要があります。
例えば、㈱宙が取り組んでいる新入社員研修では次の2つを重要視しています。
・自分の思いや考えを相手に「伝える=リクエストする」ワークショップ
自分の気持ちを上手に伝えられずに悩んでいる若手社員が多い現状を克服する
・「アンガーマネジメント」
アンガーマネジメントの基本を学び、対処法をワークショップで実践することで、
逆ハラスメントを未然に防ぎ、「怒りの加害者にも被害者にもならない」ことを目指す
先輩や上司だけが部下のマネジメント対策としてコーチングやアンガーマネジメントを
学ぶだけでは片手落ちです。
先輩も上司も、更にトップの経営者だって悩んでいることを見える化することが大切です。
新入社員は、知識量もテクニカルスキルも先輩に比べれば基本的には未熟な面があります。
更に、リアルなコミュニケーションの場が少なくなっていることで、彼らの経験値、価値観、
チャレンジングな思い等、自分の中にあるものを言語化しアウトプットする機会が減っています。
だからこそ、研修で何度も練習をして、自分の考えや思いを自分自身で聴くことで、リマインドが深まり
自分の中にあるリソースにフォーカスを当てることができるようになります。
上司に言われたことだけをする「指示待ちさん」という受け身のスタンスにさせないためにも、
自分の考えや思いを伝えることは、先輩や上司を助けることになり、更に、組織の発展のために
貢献できるということを、小さな体験の積み重ねを通して実感し、行動に移せるようになります。
新入社員研修は、ストレッチのかかる課題解決やワークショップでハラハラドキドキですが、
この適度な緊張感と達成感こそが彼らを成長させ、「ぎこちないコミュニケーション」を
払拭させることにつながると思います。
新入社員研修で結果が出ない、マンネリ化を脱却したいというお困りの方は
是非お気軽にご相談ください。
ワークショップの様子や事例などもご紹介させていただきます。
部下は育てられたように育ちます!
是非、彼らの先輩や上司の皆さんもご一緒に取り組んでみませんか?

日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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