「内定者研修」で決まる「覚悟」
今年も数社から入社前研修のご依頼をいただいています。
私がこの研修で一番大切にしていることは、会社側から指示命令されるのを待つのではなく、
自分で考え、自ら積極的に動き出すことを何度も繰り返して身に着けることです。
受け身の存在から能動的思考と行動を持った社会人に成長するためには、なぜそれが必要なのか…その背景を学び覚えるだけではなく、実際に自分たちで考えて行動に移していくプロセスを繰り返すことでそこに仲間と一緒に考えて決めることの面白さや難しさを実体験することがとても役に立ちます。
その一つとして行うのが研修中に自分たちが守る「ルール」を自分たちで考えて決めることです。
自分たちが自分たち自身を「躾ける」ための「マナーとルール」を決めて、
研修の初日から最後まで守り抜く覚悟を決めてもらうのです。
人からやらされること、納得だきないまま守らされることには抵抗感が生まれます。
時にはできない言い訳が出てしまいますが、自分たちで決めたルールなら、
責任は自分たち自身にあります。
自分で考える習慣、自分から行動する習慣、自分で責任を取りに行く習慣、
仲間同士で一緒に考え「やり抜くと決める‼」習慣は、入社後の仕事だけではなく、
これから続く彼らの長い人生の中で必ず役に立ちます。
「言われたことしかやろうとしない」「失敗を怖がる」「人と同じことをしようとする」
「自分のことを過小評価する」「ダイレクトのコミュニケーションを避けようとする」
「先生(上司や先輩)に模範解答をめる」等々もっと積極的になって欲しいと思うのなら、
会社側には「やらせる➡やりたい!という気持ちを引き出す」コミュニケーションスキルを
学ぶことも必要です。
入社前研修や新入社員研修をする会社側が毎年同じことを繰り返すのではなく、
担当者自身がコミュニケーションスキルを学び、スキルアップしていくことで、
若者のやる気と能力、可能性や行動力を引き出していくコツと力が身についてきます。
コーチはその教育担当者のサポーターでもあります。
教育担当者はコーそのものチです。
今年も多くの教育担当者様と一緒に様々なワークショップに取り組むことを
今からとても楽しみにしています!
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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