介護福祉施設のリーダー職員に欠かせないコーチングセンス
本年度も、京都市内にある社会福祉法人「柊野福祉会」様で
コーチング研修をさせていただきました。
前回ご一緒させていただいた懐かしい職員が数名いらっしゃり、
毎回研修に対して前向きで真剣に取り組んでくださる職場風土のお陰で、
私も居心地の良さを感じながら取り組ませていただきました。
ありがとうございました。
さて、介護の現場で働くリーダー職員に、
なぜコーチング研修が必要なのでしょうか。
慢性的なスタッフ不足が連日報道でも取り上げられるように、
介護福祉の現場は、重労働と多くの精神的ストレスと共にあるからです。
一方的に何かをさせられているという受け身の状態から、
自分で考えて行動する自立的な敷こうと行動に結びつけることが、
コーチングに取り組むことで得られるダイナミックなメリットです。
何よりも大切なのがご利用者様&スタッフとのコミュニケーションの質です。
職場風土、施設の居心地の良さは、そこで働く人たちの
コミュニケションによって作られています。
現場に数分いるだけで、皆さんもその空気感をすぐに感じているのではないでしょうか。
では、ご利用者様とそのご家族が安心して利用できる施設とは、
どのようなものなのでしょうか?
もし自分の親がお世話になるなら・・・
もし、祖父母が利用させてもらうなら・・・
そして将来、あなた自身がお世話になるなら・・・
どのような施設に行きたいと思いますか?
設備面や費用も大切ですが、やはりそこで働く人たち、
お世話になる人たちの「温かな人間性」なのではないでしょうか。
直接肌に触れ、介助してもらう場ですから、、、
「信頼関係」がなければ不安で仕方がありません。
その不安を払拭し、安心感で心が通じ合うためには
職員同士がお互いを勇気づけ励まし合うコミュニケーションの
スキルアップに取り組むことがとても大切なのです。
これがコーチングです。
コーチングのコミュニケーションは、直接目に見えないものを育む
トレーニングですから、何度も続けて試してみることをお勧めします。
コミュニケーションで自分自身の人間力を高め、
組織風土を変える。その結果、ご利用者様とそのご家族、
スタッフ同士の関係性、施設の未来像が変わってきます。
リーダーが真剣に取り組んでくださったコーチングのスキルを
今日もきっと後輩やご利用様に活かしてくださっていることでしょう。
24時間、365日、命の現場がコーチングセンスで溢れたら・・・
介護・福祉に対するイメージが変わりはじめ、更に
スタッフのやる気や能力を活かした魅力ある職場・職種に
なるのではないでしょうか?
参加してくださったリーダー職員の表情が、
この組織の魅力ある未来像を浮き彫りにしているようです。
コミュニケーションスキルは一生ものです。
是非、介護・医療の現場こそ「コーチングのコミュニケション研修を!」
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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