コーチングでコミュニケーション力アップ 株式会社宙sora

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宙のニュースレター

2017.4.6

新入社員研修はリーダーにとって成長のチャンス!

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本日は京都市内にある金融機関で188名の新入社員のみなさんと
「コミュニケーションのスキルアップ」に取り組みました。
限られた時間ではありましたが、前のめりになって真剣に取り組んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
はじめに質問をしました。
「自分のコミュニケーションスキルに自信のある人は手を挙げてください!」
サッと手を挙げてくれたのはわずか3名。
驚かれるかもしれませんが、これはほぼ想定内。
(どの業界の新入社員研修でも、ほとんど同じ結果になります)

ところがこれを「真実の姿」と思い込んではいけません。
最初から自分の本音を言える新入社員(ベテラン社員も同じでしょうが)は
実はとても少ないのです。
しかし研修の中で少し肩の力を抜いて、「子どもの頃夢中になっていた遊び」や、
「自分なりに一生懸命頑張ってきたこと」などお互いの話を聴き合うペアワークなどをするうちに、
緊張した表情から一転。
とても素敵な笑顔や自分らしさ、アイディアやユーモアセンスがにじみ出てくるのです。

今回は特に「ご高齢者のお客様に安心していただけるコミュニケーションスキル」に取り組んでいただきました。
現場をイメージしながらご高齢のお客様役の社員が繰り出すムチャブリやのアドリブに対して、
なんとか自分で考えて必死に取り組む姿はとても誠実で、心に響くものがありました。

特に全員の前でロープレに取り組んでくれた2人の男性のアドリブ力は最高でした。
まるで吉本新喜劇を見ているような演技(ボケと突っ込み)と、
お笑いのセンスに溢れていて、最後は全員が拍手喝采!
彼らに対するフィードバックも
「こんな応対をしてもらったら安心できる!」
「次回もまた彼にお願いしたい‼」
このような安心感と信頼感を引き出す素晴らしい接客応対を見せていただきました。

まだ入社3日目。組織内の応対マニュアルや模範指導を受けているわけではありません。
しかし、彼らの中にはご高齢のお客様を安心させる素晴らしい応対力やホスピタリティーマインド。
接客サービスの基盤といえる共感スキルがちゃんと備わっているのです。

最近の新入社員に対して次のような辛口のコメントを耳にします。
・言われたことはするけど言われていないことは自発的に行動しない。
・みんなワンパターン。自分の殻を破ることができない。
・ホンネ(本心)を伝えられない。
・受け身で、一歩前に進むことにブレーキをかけている。
・人からの評価が気になり、自分らしさを表現できない。
・自信がない…どうせ無理・・・が口癖で、自分を小さく扱っている。
・人と同じであることで、安心感を感じている。

しかしこれらは表面に見え隠れしている彼らの一部分でしかないのです。
彼らの新鮮な目を曇らせず、何事に対しても敏感に感じ取るセンスを
磨いてあげるのが先輩(上司)の仕事だとすれば・・・
新入社員が飛び込んできたこの時期こそ先輩(上司)が成長するチャンスです。
・自分自身が新入社員に対して目指したくなる理想の姿を示しているかどうか・・・
・自分の価値観で物事を判断してレッテルを張っていないかどうか・・・
・新入社員を酷評することで、できない言い訳をしていないかどうか・・・
この機会に、当たり前になっている組織や社風を見直して、
新しい仲間の可能性とやる気を引き出していきたいものです。

先輩や上司のコミュニケーションスキルが問われる今だからこそ、
リーダーの社員教育にコーチングセンスを取り入れてみませんか?
コーチングには人材育成とリーダーシップには欠かせないヒントが一杯詰まっています。
「将来はあなたのような人になりたい‼」そう新入社員に言われるためにも
是非「コーチ」になってください!

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