2016.4.16
「五月病」にならないために・・・コーチングセッションのおすすめ!
「そもそも「五月病」とは?
入園式、入学式、入社式など、日本では4月に新しい環境のもとで勉強や仕事がスタートします。
新しい生活に夢中になっている4月中は良いのですが、やっと環境にも慣れてひと段落した5月頃になって、
知らず知らずの内に溜まっていた「心身の疲れ」や、新しい環境での人間関係で生まれた「ストレス」などから
「やる気が出ない」「気分が落ち込む」といった状況になることを五月病と呼んでいます。
日本では大学に入りたての学生が5月頃にかかる「心の病」として一般的に知られるようになりましたが
最近では、学生だけでなく、新社会人にも同様の症状が見られるようになりました。
私も毎年4月は企業の新人研修に関わらせていただいていますが、企業では研修が終わり配属が決まり出した6月頃に
同様の症状が現れることから「六月病」とも呼ばれています。
では、「五月病」「六月病」の症状が出る原因とは?
まず、生活環境が大きく変化し、自分が思い描いていた理想と現実とのギャップが大きい場合に顕著に現れます。
特にラインやメールなど情報量が多い現代では、同級生や友人、知人と自分を比較してしまいがちです。
自分が置かれているマイナス環境、例えば待遇面(給与、残業、職場の雰囲気、福利厚生など)
先輩や上司とのコミュニケーション環境(挨拶しても返事がない、職場の空気がピリピリしている、
先輩が上司に怒鳴られている・・・)等にフォーカスを当ててしまい、自分の選んだ選択は間違いだったのではないだろうか・・・
という不安感や漠然とした焦りや後悔も増長されてきます。
このような状態で新しい生活環境に適応できないまま、ゴールデンウィークで長期の休みに入ると、
今までの疲れやストレスが一気に溢れ出て、学校や職場へ行く気が失せてしまいます。
そして、ゴールデンウィーク明け頃から、理由が不明確なはっきりしない心や身体の不調に陥るということになります。
実は、この『五月病』と『六月病』は、環境の変化についていけないことで起きる精神疾患として「適応障害」とも言われています。
「適応障害」は5月・6月が比較的多く見合られるだけで、人によって違います。
『五月病』だと思い込んでいるだけで、実は同様の症状が現れる「うつ病」である可能性もあります。。
入学試験や就職活動に熱を入れ過ぎた人や、希望通りに目標が達成した人も、「燃え尽き症候群」つまりバーンアウトした状態になり、
何に対しても無気力になっているという場合もよく見受けられます。
これらの状態が複雑に絡み合うと時として、「うつ病」や「適応障害」の原因にもなります。
では、「五月病」の対策とは・・・
もし「五月病かな…?」と思われたら、その病気を引き起こした原因となるストッサー「ストレスの原因」を見つけ出して
どのように対処すれば良いのか・・・その解決方法や打開策を一緒に相談できる人を探すことが重要です。
例えば、学校なら先生や相談室のカウンセラー、企業なら話しやすい先輩や上司、同僚などに自分の気持ちを聴いてもらうこともが有効です。
しかし、自分の置かれている環境そのものに違和感や適応できない原因がある場合は、利害関係のないプロのカウンセラーやコーチとの
コミュニケーションをお勧めします。
一人で悩みを抱え込まず、色々なサポーターの力を借りて、解決していくことであなたにとって大切なものを失わずに済みます。
今まで頑張ってきた人こそ、そのままのフルスピードでアクセル全開で走り続けるのではなく、
新しい道を走っていく訳ですから、地図やナビを見ながら、少し先のゴールや目的地のことを思い描きながら
人生のドライブを楽しんでみてください。
ハンドルを握って走るのはあなた自身です。そしてあなたが選んだ車は他人と比べるものではなく、違っていいのです。
「こうあるべき」「こうに違いない」という思い込みの荷物を車から降ろして、颯爽とドライブが楽しめるように、
お手伝いさせていただくのがプロのコミュニケーションコーチとの個人セッションです。
まずは心に溜まったモヤモヤを吐き出して、すっきりするところから一緒に始めましょう!
ご質問、ご相談はどうぞお気軽にお問い合わせください。
少しでもお力になれれば嬉しい限りです!
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
最新記事
月別アーカイブ
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年2月 (3)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年10月 (2)
- 2023年9月 (2)
- 2023年8月 (1)
- 2023年6月 (2)
- 2024年 (9)
- 2023年 (13)
- 2022年 (21)
- 2021年 (21)
- 2020年 (28)
- 2019年 (14)
- 2018年 (28)
- 2017年 (30)
- 2016年 (28)
- 2015年 (23)
- 2014年 (32)
- 2013年 (37)
- 2012年 (72)
- 2011年 (59)
- 2010年 (55)
- 2009年 (58)
- 2008年 (32)