2015.6.5
ご存知ですか?「アンガーマネジメント」
「アンガーマネジメント」とは・・・
1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育です。私自身も以前から「怒り」の感情の根っこの部分「メカニズム」について学びたいと考えていましたので、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会でそのチャンスを得てファシリテーターの資格を取得いたしました。http://www.angermanagement.co.jp/
そこで、さっそく「アンガーマネジメント」についてご紹介させていただきます。最近、特に「怒り」の感情がコントロールできないことが原因で、痛ましい事件が相次いで報道されています。どうしてこうなってしまったのでしょう・・・
日本では、こどものころから「感情教育」を受けていないことがその一因と考えらえられます。 日ごろコーチングのコミュニケーション講座でも取り上げていることですが、「自己流のコミュニケーション」をいかに周りの人と合わせるか・・・ということにフォーカスを当てすぎていて、そもそも根幹となる「感情のメカニズム」について学んでいないということが落とし穴になっているのです。 私たちは感情について学んでいないのです。 アメリカでは、こどもたちをはじめ、ビジネスパーソン、政治家、弁護士、医師、スポーツ選手や俳優など、職業にとらわれず様々な人がより良い生活、人間関係を手にするためにその技術を習得して「アンガーマネジメント」をしています。その目的は・・・
■人間関係でトラブルにならないように ■子育てで不必要にイライラしないために ■職場でイライラせずに効率的に仕事をするために ■学校で子どもたちの情操教育の一環として ■弁護士、医師などのストレスの高い仕事の人はストレス対策として ■経営者は、怒りにまかせた行動で信頼を失わないため、部下のマネジメントのため ■スポーツ選手は、試合中に頭を冷静に保ち、最高のパフォーマンスを発揮するため ■政治家は、怒りで失態をおこしたり、醜態をさらさないため 上に挙げた例では、ごく一部にすぎません。怒りの原因というものは人により様々です。 怒っているのは分かるけれど、本当の根本にある自分の怒りの原因、問題はなんなのだろう? その感情がなんなのか?自分の怒りが起こる原因は一体どこからなのでしょう? 怒りの根本には、実は様々な感情が隠されています。 アンガーマネジメントを学ぶ事で、自分自身の怒りを理解し、コントロールしたり、癒したり、ポジティブなものへ変換させたり、自分の中でたくさんの変化が生まれます。 感情がさらに豊かになり、職場での問題解決や、夫婦や友人、人間関係全般、自分の周りに関係するあらゆる物事に良い循環が生まれます。 「自分のイライラした感情をなんとかしたい」または、「怒りの感情とうまく付き合って良い方向に物事をもっていきたい」とお考えの方に、アンガーマネジメントは必ず役立ちます。 特に組織のリーダーや人を育てる立場の人には是非身に着けて頂きたいスキルです。 以上、簡単にご紹介をしました。今後はコミュニケーション講座やセミナーの中でもご紹介をさせていただきますので、もっと詳しく知りたい!学びたい!という方はどうぞご遠慮なくお問い合わせください。 一緒にアンガーマネジメントを学び「怒りの連鎖」を断ち切る人になりませんか?日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
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