コーチングでコミュニケーション力アップ 株式会社宙sora

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宙のニュースレター

2012.8.3

虫眼鏡を手放す!

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HPのトップのリンク先にもある『マイベストプロ京都』http://mbp-kyoto.com/coach/でもお伝えしていることですが、『虫眼鏡を手放す』ことをお勧めしています。以下本文をご紹介いたします。 上司と部下の関係性の中で、未来の可能性を部下と同じ目の高さに立って、「経験というレンズ」で部下よりも広角に物事を見ながら一緒に捜していくコミュニケーション。 このコミュニケーションのアプローチがマイナスのスパイラルから脱出できるカギになるのですが、さらにもう一つ今日お伝えするのは『虫眼鏡を手放す』というキーワードです。 私たちは物事が思い通りにいっていない時には、その原因を目を皿のようにして探しだして凝視する傾向があります。 つまり小さな線のゆがみや汚れを自分の目で見るだけではなく虫眼鏡で覗いているような状態です。 小さな問題点を拡大して見て、明確に認識することも確かに重要なことですが、ことコミュニケーションに関して虫眼鏡は必要ありません。 あまりにも細かなことに拘って、それを見つけ出すことが習慣になると、『良し悪し、白黒をはっきりさせなければならない』『常に正しい&勝ち負けに拘る』というような価値観に縛られてしまい、自由で柔軟な楽しいコミュニケーションが生まれてきません。 他人からの評価が気になって自分に対しても必要以上に厳しい評価をするようになります。 つまりあまり細かいところまで見えすぎることはかえって良くないということです。 よく『今日は大目に見てあげる』『片目をつぶってあげる』といいますが、まさにこのセンスが人間関係の中には必要なのではないでしょうか。 虫眼鏡で自分の欠点やミスを眺めている部下がいたら、上司であるあなたは重箱の隅をつつくようなことをするよりも、虫眼鏡を置いて望遠鏡で宇宙を見ることを勧めてあげてはいかがでしょう。 無限に広がる宇宙を一緒に眺めながら、『あの星から今の君を眺めることができたら、どんな言葉を投げかけてあげたいと思う?』 こんな質問をしてみてはいかがでしょう? つまり視点を変えてあげるのです。 『こんなことで悩んでいる自分って小さいな~ くよくよしていても何も始まらないな・・・』と本人が気づいてくれたら、それで上司の仕事は半分以上が終わったようなものです。 何事も自分で気付かないと行動にはつながらないからです。 何かに躓いてその躓いたものを虫眼鏡で見ている部下を見つけたら、虫眼鏡を外してもっと遠くを見るヒントを伝えてあげることです。 ビジネスの現場には、障害物がつきものです。 石ころも雑草も、水たまりもひょっとしたら落とし穴もあるかもしれません。 たとえ転んでしまったとしても、汚れを払って先を見ながら進んでいく逞しさを上司が仕事を通して伝えていくことが必要です。 部下に対しても、自分自身に対しても『虫眼鏡を手放す!!』 自分と一緒に望遠鏡で未来を見てくれる上司の言葉を部下は必要としているのです。

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