コーチングでコミュニケーション力アップ 株式会社宙sora

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宙のニュースレター

2012.1.21

失敗談でコミュニケーション!

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先日ある教師の方がおっしゃった一言です。 中学生の女子とのペアワークで、その日のタイトルは、自分が「しまった!やっちゃった!!」と思った失敗談を語る・・・というものでした。 「え~何かあったかな???」と、参加者の皆さんは宙を仰いだり、下を向いて考え込んだり「う~ん・・・」とご自分の過去の失敗談を必死に思いだそうとしていました。 後で伺ってみると、これを言ったら笑われるかも・・・という思惑もあったようで、どの話にしようかとチョイスするのに時間がかかったようですが、その中から思いついたものをお互い2分間話してもらいました。 聴く側は、途中で話をさえぎったり、質問をしないで、「そんな素敵な失敗を経験したんですね~」位の気持ちでその失敗を共有してもらいます。 このワークの後、『先生、その失敗談を中学生に聴いてもらってどうでしたか?』と訊いてみると『今迄生徒に自分の恥ずかしい失敗談を話したことはなったので、初めはすごく恥ずかしかったけど、最後まで楽しそうに聴いてもらって、なんだか肩の力が抜けました~楽になりました!』という答えが返ってきました。 女子生徒にも同じ質問をして見ると『先生は堅い人だと思っていたけど、先生もこんなに可愛い面があったんだとわかって、モット先生のことが知りたいと思った。そして私の失敗談もニコニコ聴いてくれて、あの失敗はそんなに大したことじゃなかったんだと思えるようになりました。早く誰かに聴いてもらったら忘れるぐらいのことだと気づきました』 失敗や恥ずかしい体験はそれをしてしまった自分を自分で責めてしまいがちです。 でも誰でもトライ&エラーで失敗はするし、それは何かをやったからこそ生まれたもの。 失敗した自分を責めるよりも、むしろその失敗を隠さずにさらけ出して、誰かと一緒に楽しむコミュいケーションが、前に進むバイタリティーになるのではないでしょうか? そして失敗談を話してくれるということは、何よりも自分を信頼して心を許してくれている証拠です。その人に対して、私たちは心を開いていきます。 自分の失敗談を話すことで肩の力が抜け、目の前の人との距離が近くなり、失敗した自分を笑えるようになるなら、こんなハッピーなことはありません。 あなたも是非試してみてはいかがですか?

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