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宙のニュースレター

2009.6.2

宇宙服登場!

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これは何の画像だと思いますか? 今日本には一着しかない正真正銘宇宙服のOBです。 宇宙事業コンサルタント辻裕彦さんのお話を伺いに行ってみると なんと宇宙服が待っていました!! しかも場所は京都四条烏丸のとあるサロンでのこと・・・、 試着したのは京都大学の女子学生です。(美人でしょう!) サイズは158センチくらいと超小型ですが、これはある男性宇宙飛行士の 実際の体に合わせて作られたもので、こんなに小柄な男性宇宙飛行士さんが 存在していたことにも驚きました。 私の中には宇宙飛行士は体が大きくて、体力がある・・・という 固定観念があったのですが、よく考えてみれば宇宙では無重力ですから 体重は関係ないし、狭いスペースシャトルや人工衛星の中では 体が大きくなくてはならないことは全くないですよね。 むしろ日本人にとってのメリットが多いかもしれません。 だって、小柄で、狭い住居環境には慣れているし、満員電車で ギューギュー詰め担っていても何時間も電車に揺られて 毎日毎日仕事に行くという忍耐力があり、手先が器用で小回りが利く・・・ そう宇宙船は日本人のためにあるのです!!賛成してもらえますか? 辻さんはもっと熱く宇宙を語ってくださいましたが、印象に残ったのは ≪地球を30センチくらいのボールに例えると大気圏は2ミリ≫この言葉です。 宇宙から見ればほんの小さな点にしかすぎない地球で、 本当に薄い大気に包まれた地球で、人間は一体何をしているのでしょう・・・ 自分の等身大で物事を見つめることも大切ですが、抽象力を働かせて 宇宙規模に焦点を当てて見てみると、いとおしい地球が宇宙の片隅で 泣いているようにも感じられます。 痛い・・・・って。 人が傷つけ合ったり、自然を破壊したり、モノを作りすぎてごみで汚したり、 人間の数はどんどん増えてきたのにお互いを思いやる優しい声が消えていったり、 夜には明かりを消して宇宙の仲間の星を見ることも忘れて、 自分ごとが最優先、エゴな社会になっています。 宇宙の中の地球・地球の中の日本・日本の中のわが町・・・ 一つ外側から物事を見つめることは見つめる世界を広げてくれます。 そしてとっても自由で、優しくなります。 宇宙服からいただいたロマンにはスコッチの水割りが最高でした!!

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