最近は医療現場でのコミュニケーション研修のご依頼が増えています。
コロナ禍で逼迫した医療現場で、目の前の人の命を守るために黙々と働き続けてくださった
医療従事者の皆様には、感謝の気持ちしかありません。

そして2023年4月、この医療現場に新しい職員が入ってきました。
覚悟をもってこの仕事を選び、使命感をもってこの病院で働くことを決めたのではないでしょうか。
医療の専門知識を身に着けた医療のスペシャリストではありますが、テクニカルスキルだけではなく、
「心のスペシャリスト」として「ヒューマンスキル＝人間力」を高めるには、
上質なコミュニケーションスキルとマナースキルが求められます。

今回対面では行われたリアル研修では、覚えることよりも、何度もお互いに試してみることで、
緊張感と不安を抱えた新人職員の皆さんの表情を、笑顔に変えてくれたようです。
特に、それぞれが抱えている不安や焦り、悩みや課題を「ただ聴いてもらう＝最後まで話させてもらう」
ことで、「気持ちがすっきりした！」「硬くなっていた心が軽くなった！」「堂々巡りしていたことが整理できた！」等々、自分の気持ちを自分でとらえて、相手に伝えることができたようです。

この笑顔こそ、患者様やご家族の皆さんの心を柔らかく耕すことになります。
ワイワイ＆ニコニコしながら会場を後にしていく皆さんの後姿を見ながら・・・
「医療従事者の皆さんご自身が、どうかいつの日も笑顔でいられますように！」
そう祈らずにはいられませんでした。
医療の現場こそ、立場や職位に関係なくスタッフ全員で「コーチング」や「アンガーマネジメント」
そして「1on1ミーティング」を一緒に学び合ってみませんか？
職員同士が「お互いをコーチングしあう」その日が来ることを願っています！