『建設ディレクターコミュニケーションセンターイベント』in KYOTO
2022年4月15日==「個」から「チーム」へ、地域を超えてつながる==をメインテーマに、
全国各地からご来場者120名(その他オンライン参加者600名)の方々にお集まりいただき、
国立京都国際会館で『建設ディレクターコミュニケーションセンターイベント』が開催されました。
今回のイベントで、全国各地の技術者セッションのコーディネーターを担当させていただきましたので
当日の様子をご紹介いたします。
そもそも「建設ディレクター」とは・・・
建設業界においてITスキルとコミュニケーションスキルによって、オフィスから 現場支援を行う
新しい職域で、建設ディレクターの候補者はオリジナルの教育プログラムを受講していただいています。
オフィスと現場が互いに協力する仕組みを導入することで、現場担当者は品質管理や次世代育成といった
コア業務に集中する環境が整い、多様な人材が建設業で活躍するフィールドづくりが可能になります。
更に、バックオフィスで働く人のキャリアアップと働き甲斐を高める可能性を拡げていく取り組みです
詳細は下記のサイトをごらんください。
建設ディレクターについて | 一般社団法人 建設ディレクター協会 (kensetsudirector.com)
建設ディレクターの育成研修は、建設ディレクターの一番身近にいる「現場の技術者」は勿論のこと、
更に会社経営者の皆様にも広がりを見せています。
今回私は、技術者の代表者4名のかたに建設ディレクターを導入することで自分自身や組織内に起こった変化、仕事や働き方、組織風土に対する考え方の変化についてお話を伺いました。
ほんの一例ですが、現場を任されている技術者の本音は・・・
まず、この業界は男の職場。職場風土はピラミッド型で指示命令で人が動かす組織。
任された仕事は自分が(歯を食いしばっても)やらなければならない!などという
自分の固定観念に縛られていたことで、仕事を人に頼めなかった。
残業続きで休日が取れなくても弱音を吐けなかった。
気軽に相談できる雰囲気ではなかった。
仕事に対するやりがいよりもやらされ感が漂っていた。
きつく苦しい環境は変わらないと思い込んでいた・・・
今まで建設業界はピラミッド型の組織で男社会、トップダウン方式が当たり前の業界でした。
危険を伴う現場作業が多い分、指示命令で人を効率よく動かし、工事期限内に決められた工程を
事故なく無事に終わらせることが最優先されていました。
勿論、安全・無事故で仕事を終えることはとても大切なことですが、そこに「心理的安心感」が無ければ、
心身の疲労がたまり、仕事に対する喜びや働き甲斐を見つけることは困難になります。
これらの課題解決に向けて取り組んでいる現状報告と今後の展望が今回のイベントで発表されました。
性別や職域を超えて、共に働き共に学び合い、共に人生の幸福度を高めていく取り組みに、
是非、応援メッセージをお寄せ下さい!
そして今後自社でこの取り組みを導入をしたいとお考えの方は、建設ディレクター協会のサイトから
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ | 一般社団法人 建設ディレクター協会 (kensetsudirector.com)
皆さまとご一緒に、これからも建設業にパラダイムシフトを仕掛けてまいりたいと考えています!!
日々の生活やセミナー等で出会った人との素敵なコミュニケーションの一コマをお伝えしています。
最新記事
月別アーカイブ
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年2月 (3)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年10月 (2)
- 2023年9月 (2)
- 2023年8月 (1)
- 2023年6月 (2)
- 2024年 (9)
- 2023年 (13)
- 2022年 (21)
- 2021年 (21)
- 2020年 (28)
- 2019年 (14)
- 2018年 (28)
- 2017年 (30)
- 2016年 (28)
- 2015年 (23)
- 2014年 (32)
- 2013年 (37)
- 2012年 (72)
- 2011年 (59)
- 2010年 (55)
- 2009年 (58)
- 2008年 (32)