今年もＮＹで暮らす日本女性の皆さんと、素敵なコミュニケーションの時間を過ごさせていただきました。
ご参加いただきました皆様、そして全面的にサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回のグループセッションやセミナーでは日本女性のすばらしさを多くの方に教えていただきました。
そこで私が肌で感じたことは・・・
日本人女性は本当に忍耐強い！
そしてしなやかに、したたかに生きていくリソース（資質）を兼ね備えている！ということです。
ＮＹには様々な日本人女性が暮らしています。例えば・・・
国際結婚をしてＮＹに住んでいる女性。
ご主人の転勤に帯同してきた女性。
自分の意志でＮＹに来て仕事で活躍している女性。
ご夫婦でＮＹに移住してきた女性。
海外生活が初めての女性。
海外生活はベテランという女性。
海外での子育てについて悩んでいる女性。
「日本人」としてのアイデンティティーについて迷っている女性。
キャリアの中断で未来がイメージできず不安を感じている女性。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

周りから承認してもらえず自分の存在価値に自信を無くしている女性。
夫との関係を改善したいと思っている女性。
人生の最後をどこで迎えようか・・・エンドゴールについて考え始めている女性。
もっと充実した時間を過ごしたいと願っている人。
自分のイライラを抑えきれずにコミュニケーションがストレスになっている女性。
そして海外で暮らす日本人女性の悩みをサポートしたいと活動している女性達。

たとえば、ＮＹに感がい転勤になった若い駐在員家族を例に考えてみましょう。
勿論、派遣元の企業の風土や福利厚生、勤務体系や処遇によって大きく変わりますので一例です。
夫の海外転勤でＮＹで暮らすようになった女性を、日本にいる多くの日本女性は羨ましいと思うのではないでしょうか？
人生のある期間を海外で暮らすということはとても素晴らしい経験です。
しかし、ライフイベントが重なる比較的若い世代（子育て世代）の女性にとって、結婚、キャリアの中断、そして出産、子育て、教育等・・・母国語でのコミュニケーションが十分に取れない海外で、忙しい夫に変わり自分一人が何とかしなければならないと頑張ている人が多いのが現状です。
幼い子どもと一緒に海外で（しかも銃社会）家族の安心・安全を最優先に生活をしていくことは、
日本でクラス以上に不安や焦りなどストレスに押しつぶされそうになることもあります。

そこで求められるのが、ネガティブな感情をすべて否定せず、理解しようと真剣に聴いてくれる人の存在です。
偽らないホンネを全て吐き出させてくれる信頼できる人とのコミュニケーションタイムです。
これは帯同した女性だけではなく、海外勤務の夫（女性の場合もあります）にとっても重要なポイントです。

早く仕事を終わらせて妻や子どもが待つ家に帰りたいと思っていても、
上司や先輩が遅くまで仕事を続けている職場では「お先に失礼します‼」とは言えないのです。
これは国内外を通じて言えることですが、若い子育て世代の男性の上司の意識改革が必要です。

育休や勿論のこと、有休さえも取ってこなかった世代にとっての価値観、
「当たり前。当然」を若い子育て世代に押し付けないでいただきたいのです。
組織の風土改革や意識改革に役立つのがコーチング＆アンガーマネジメントスキルです。

そこで是非、プライベートコーチによる個人セションや、グループセッションを
福利厚生の一つとして企業や団体に取り入れていただきたいのです。
家庭の中で夫婦や子どもとの関係が上手くいかなくなることは、
仕事へのモチベーションの低下やパフォーマンスを下げてしまいます。
結果として企業や団体の業績・成果を下げることにも繋がります。
心が病んでから、慌ててカウンセリングにかかるのではなく、
駐在員やその家族が、心身ともに健康で充実した海外生活を送るために
組織内や帯同家族を対象とした研修や個人セションやグループセッションの機会、
時間を設けることの意義がここにあります。

一企業だけで実施するだけではなく、数社が一緒に取り組むことも大変効果的です。
社員やその家族を大切にする企業・組織こそ、国内外で結果を出し、
信頼され、成長する企業なのではないでしょうか。

弊社では海外セミナーや個人セッション・グループセッションにも対応しております。
NYにも素晴らしいパートナーの女性コーチたちがおりますのでご紹介いたします。
もう少し詳しい内容をお知りになりたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
海外で暮らす日本人のご家族が、明るく充実した日々を送れますように！！