先日、京都北海道クラブ創立５０周年記念総会で元横綱大乃国・芝山親方とご一緒させていただきました。 お相撲の親方といえば、寡黙でじっと土俵と弟子を見つめている…というイメージを持たれるかもしれませんが、芝山親方はご覧のとおりとても柔和な表情で話しかけやすいオーラを漂わせていらっしゃいました。 「ここは今日は京都じゃなくて北海道だべ～…」という道産子トークで始まった滝川市の親善大使森くまこさん（森久美子さんそっくりの素敵な女性です）とのトークが面白い！面白い！ 親方のスピーチはユーモアがあり、あれよあれよという間にどんどん引き込まれていきます！ まさにスピーチも横綱！ そしてなによりも人（弟子）を育てる時の基盤は相撲の技ではなく人間教育。自分のことは自分でするという当たり前のことができないと相撲人にはなれないというメッセージが心に残りました。 弟子には食事を作る、掃除をする、洗濯をする、人の世話をする、家族や仲間と一緒に生活をするうえで絶対に必要な生活力が身につけてもらうことが第一の弟子教育。生活力が身についていないまま知識やスキルを学んでも、人間教育にはならない。 親方も師匠や先輩から学び体に染みついているとおっしゃった「人間力」の大切さに多くの方が頷いていらっしゃいました。 そして現在は日本相撲協会の副理事として全国の巡業に同行すると同時に弟子を募集しています。 「絶対に日本人横綱を誕生させる！！」という熱い思いが伝わってきました。 皆様の周りに将来の横綱候補がいらっしゃいましたら、親方の名刺の裏に書かれた「力士入門規定」をご紹介しますのでぜひご一報ください！故郷十勝を愛してやまないスイーツ親方とご一緒することができて、とっても幸せな一日でした。