今月は高知の大学でキャリアカウンセリングをさせていただきました。
龍馬を生み育てた町・・・そこで学ぶ学生の未来の夢を聴く。
一人一人の中にあるキラリの光る可能性の光が、桂浜から見た太平洋の海原に散りばめられた輝きのように輝いていました。
素晴らしい時間を皆さんとご一緒させていただき、私は充実感でいっぱいになりました。
『土地が人を育てる』『その土地に暮らす人の気質や文化が人を創る』私はどこに住むかということは人生を決める大切な要素だと思っています。
この水平線を見て暮すことは、自分自身とじっくり向き合うことでもあります。
この雄大さに比べて、いかに今の自分が小さいか、微力なのか、まだまだ知らないことが沢山ありすぎるのか、それをたっぷりと味わうことで、本当は自分は何を成し遂げたいと思っている人間なのかが、ぼんやりと心の中に浮かんでくるはずです。ぼんやりでもＯＫです。
細かいことは横に置いて、今は自分がワクワクするもの、やってみたいこと、できたらいいな～っと思っていることを、言葉に出して言ってみる事です。できるできないはその次。『自分が何をやりたいのかよくわからない。自分の短所をどうすれば克服できるか、教えてください。ただなんとなく毎日が過ぎて行って、勉強にも身が入らないんです・・・』こんな言葉が聞かれました。
その答えは私が教えるのではありません。
彼らの話を聴いているとその答えのヒントはすぐ近く、この桂浜に立って太平洋を眺めていれば自分の中から出てきそうです。
自分の中にある時間という未来の可能性と海の向こうを眺める冒険心があれば、きっとたくさんの夢が自分の中から湧きあがってきます。それを信じさせてくれる学生たちでした。
この町から次の次代を担う未来の龍馬が誕生する日もそう遠くはありません。
なぜなら、彼らが話してくれた彼らの夢は必ず叶うからです！！