人生最大の出来事！！ 昭和５６年３月２５日午前２時３２分・・・身長４９．４ｃｍ、体重２７００ｇの スレンダーな男の子が私たち夫婦の長男として生まれました。 羊が泣いているような高めの甘えた声で弱々しくなく声やパパそっくりの顔立ちは 一目見た瞬間から、私の耳と目に焼き付いてほかの赤ちゃんの声や顔と まったく違う特別な存在となりました。 『絶対にわが子は自分で守る！！自分の命に代えてもこの子の命を守りたい！！』 こんなスイッチが入った感じでした。 まさしく母親になった瞬間に現れた気持ちの変化でした。 子供が生まれて嬉しいというより母親にしてもらったという感謝の気持ちのほうが 強かったように思います。 そして今日は久しぶりに長男がパリから帰ってきました。 このひと月はヨーロッパを放浪の旅！？にでかけ、充電してきたようです。 大きな荷物を軽々とかかえながら、晴れやかな顔をして土産話に花が咲いて 私も一緒にヨーロッパを横断しているような気持ちにさせてくれました。 そして今日は私の母の誕生日。年々若々しくなっていく不思議な８４歳です。 今年は明るい色の花かごをプレゼントにして、ささやかなお祝いをしました。 でも何よりうれしかったのは孫が無事に帰国してきたことのようで、同じことを何度も 繰り返して聞いていました…そして一つ一つに丁寧にやさしく答える息子の姿に 大人になったな・・・と胸が熱くなりました。 命は受け継がれて一緒にいたこの時代を思い出として懐かしさを味わって、 これからの未来を一緒に楽しむことができるのは母と息子のおかげです。 二人の間で本当にシアワセに包まれました。 母へ・・・私を生んでくれてありがとう！！ そして息子へ・・・母にしてくれてありがとう！！