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宙のニュースレター

2010.12.10

サラリーマンからビジネスマンへ!

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同じ 組織で長年仕事をしていると、仕事の範囲や業務量、関わる人たちとのコミュニケーションにも慣れてきて、ふと惰性で仕事をこなしてしまう事はありませんか?
『仕事をする』のではなく、『仕事をこなす』という意識です。
そして『こなす』ことを意識することさえも忘れて、仕事に取り組んでいることはありませんか?
ある上場企業で数十年働く男性の方から、こんなお話を伺いました。
『長らく務めていた管理部門から急に異動になり、久しぶりに現場に戻ったんですよ。その時改めて思ったんです。今までのサラリーマンから、ビジネスマンにならなければならないと!!』
とても深い言葉です。サラリーマンからビジネスマンへ!さて、その違いは何なのでしょうか?
サラリーマンとは?ビジネスマンとは?人によって感じ方捉え方は違うと思いますし、価値観が違えばそれなりの解釈が生まれてきますが、私もこの二つの言葉をどうとらえているのかじっくりと向き合ってみました。
仕事をするときに良い結果も悪い結果もすべて自分事としてとらえている人がビジネスマン。
つまり、自分が主体となって与えられたポジションで立場をとる人、役職にとらわれずに自分が責任をとるという立場で仕事をする人だと思います。
ではサラリーマンは・・・仕事の価値よりも仕事によって得られる対価に重きを置いてしまいがちな人。
トラブルなどがあったときに、自分で考えて行動をする前に、誰のせいでこうなったのか・・と犯人捜しをしたり、責任転嫁をしたり、上司の顔を思い浮かべて依存したり、また被害者意識に走り、不平や不満を言ってしまうのがサラリーマンなのではないかと思います。
日頃はビジネスマンであっても、ある場面ではサラリーマンになっている自分に気がつく場合もあるかもしれません。
特にトラブルに対しては人は誰かのせいにしたがります。あなたの○○が原因だ・・・と。
でも自分が全ての事に責任を取るところに立って仕事に取り組めば、そんなことを言っている間もなく、すぐに行動に移るはずです。
どうすればよりよい仕事の成果を上げられるか、いつも一つ先を目指している姿にこそ、ビジネスの醍醐味や楽しみが湧いてくるのではないでしょうか?
今と過去に引きずられて結果に一喜一憂しやすいのがサラリーマンで、今から未来に向けてビジョンを描いて行動し続けているのがビジネスマン。
結果もさることながらそのプロセスが自分次第でとても濃くなり、味わいが出てくるわけです。
サラリーマンからビジネスマンへ!あなたの定義はいかがでしょうか?
素敵な視点を教えてくださったその方に、心から感謝しています。


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