今年も全国市町村研修財団様のご依頼で、シニアマネジャー研修を担当させていただきました。
当日ご参加くださった（北は宮城県から南は鹿児島県の）自治体職員の管理職の皆様、
そして様々な感染症予防対策を駆使してくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

「組織マネジメントとリーダーシップ」というタイトルで、現場ですぐに役立つコミュニケーションスキルを、実践形式でご紹介させていただきました。
すでにコーチングや1on1ミーティングを実施されている自治体もあれば、そもそもコミュニケーションについて学ぶ機会が無かったという自治体もありましたが、シニアマネジャー同士が組織の枠組みを超えて集まりお互いの組織の課題やその解決方法について、たっぷりと本音でコミュニケーションをすることは、それぞれの価値観を見直す機会でもあり、大変意義のあることだと思います。

どうしても内向きになりがちな視線を外に向けて、お互いの悩みを打ち明け合ったり、相談に乗ってもらう機会は、視野が拡がり、視座が高まることで客観的に自分たちのやり方や考え方を変えるヒントになります。
自治体の規模も環境も違いますが、同じ自治体行政をリードするシニアマネジャーとしての責任感や、町や住民、部下を想う気持ちは同じです。

研修後の感想では・・・
「同じようなことに悩んでいたことが分かり、また自分の悩みに共感してもらえてスッキリした」
「自分たちのコミュニケーション次第で部下が変わり、組織風土も変わることに改めて気が付いた」
「ジェネレーションギャップのせいにしないで、もっと積極的に部下の話を聴くことの大切さがわかった」
「コーチングスキルを活かして１on1ミーティングを更に活性化していきたい」
「もっと部下のいいところや、努力しているところを承認していこうと思った」等々・・・
シニアマネジャーとして現場で活かせそうなコミュニケーションスキルを手にしてくださったようです。

職員や住民の幸福度を上げるためにも、自治体職員の要である皆さんが上質なコミュニケーションスキルを身に付けて、安心感と信頼感で周りを笑顔にしていただきたいと思います。
ご参加いただいた皆様は、必ずそうしてくださる方々だと心から信じて、心から全力で応援しています！