2年目職員フォローアップ研修(倉敷中央病院様)のご紹介
コロナ禍が続く中、私たちの命を守るために全力を尽くしてくださっている
2年目の医療従事者(160名)の皆様と3日間の研修をさせていただきました。
今回の目標は・・・
①2年目職員としての役割・期待を理解し、主体的な行動につなげる
②多種職種でのコミュニケーションを向上させ、協働してチーム医療に携わる
そこで今回はこれまでに身に付けてきた知識やスキルだけではなく、
もともと持っている自分自身の強みや魅力をペアワークやグループワークで引き出し合いながら
自主的な行動に繋がらうコーチングのコミュニケーションスキルと、ワンチームとしての
チーム作りに役立つワールドカフェに取り組み発表をしていただきました。
今年社会人2年目を迎える皆さんは、コロナ禍1年生として、ほとんどの職場で従来通りの対面式の入社式~オリエンテーション~歓迎会等、
同期や先輩が顔を合わせながら話し合い、歓談(雑談)し合う機会が無かったのではないでしょうか?
学生から社会人1年目にむけて重要なマインドセットの機会がないまま社会人としての人生をスタートさせています。
特に医療の現場で働いている職員にとっては、チームワークが欠かせません。
研修や休憩時間に話したことがある人、一緒にご飯を食べたことがある人
、少し困っていることを最後まで聴いてくれた人・・・
感染対策を十分にしながら、同期がリアルに顔を合わせ、あまり制約を設けずに
自由な雰囲気の中で話し合う時間を持つことは信頼関係を築く上で
欠かせない貴重な時間です。
特に医療現場は、ミスが許されない緊張感に包まれています。
だからこそ、今回の研修を通して知識やスキルだけではなく、一生どこでも
使えるコミュニケーションスキルを手に入れてコミュニケーションの
スキルアップに取り組むことは、これからのキャリアアップやライフキャリアにも活かせます。
信頼し合うメンバー同士が、お互いを勇気づけ励まし合いながらワンチームとして
医療にかかわっている職場は、心理的安全性が高いだけではなく、離職率が下がり、
働いてみたいと思ってもらえる職場風土を創り出すことにも繋がります。
絶えず緊張感や、不規則なシフト勤務等で心身ともにストレスをためやすい職場環境だからこそ、
自分自身とじっくりと向き合って(今の自分とコミュニケーションをする)自分の感情を
扱えるようにする必要があります。
コミュニケーションのスタートは自分自身の心の声に耳を傾けて聴いてみることです。
そして、その正直な気持ちを言葉にして同期に正直に伝えてみる・・・
聴いてもらうだけでモヤモヤしていた気持ちがスッキリして、少し前向きな気持ちになる!
コーチングのワークショップには、このようなリフレッシュ効果もあります。
お互いをコーチし合うことで、研修後には爽やかな笑顔が会場に拡がっているように思います。
後輩たちのやる気や能力を引き出し、全力でその成長を応援している研修担当の皆様、
そしてシフト勤務等でお疲れの中、本当に真剣に積極的に参加してくださった2年目の職員の皆様、
ありがとうございました!
皆様の笑顔と上質なコミュニケーションが、患者様やご家族の皆様を勇気づけ、励まし、快復に向かう力となると信じています!
セミナータイトル | 2021年度2年目多職種フォローアップ研修会 |
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