「コーチングを活かした意識改革」たち建設株式会社様研修風景
滋賀県栗東市にある「たち建設株式会社様」で社員と協力業者様対象に
「コミュニケーション研修」をさせていただきました。
タイトルは
「コミュニケーション次第で人が変わり、組織が変わる~コーチングを活かした意識改革~」
建設業は、様々な場面で私たちの生活を支えるためには無くてはならない産業です。
しかしその現場は、慢性的な人手不足、長時間労働(週休1日、長時間残業)、社員の高齢化、
行政等へ提出する資料の増大化等々、負のスパイラルから抜け出せないという課題(悩み)があります。
また、社内外のコミュニケーション不足も、仕事をより複雑に煩雑にしている一因になっているようです。
そこで今回は「日頃のコミュニケーションを見直し、情報だけではなくお互いの気持ちを共有することで
信頼関係を深める」そのために役立つコーチングスキルをご一緒に取り組ませていただきました。
その中からコーチングのワークショップで取り組んだ課題の一例をご紹介しましょう。
■ジェネレーションギャップを埋めるためには・・・
・お互いの価値観を非難するのではなく、理解するためにコミュニケーションの量を増やす
・話しやすい雰囲気づくり「表情・言葉遣い・アイメッセージ・」を意識する
・ワールドカフェスのように、気軽に自由にお互いのホンネを発散させる機会を持つ
・無理・無駄・難しい…と決めつけずに、課題解決の可能性を探し出す
・若手が自分を超えるリーダーに育つよう、先輩社員は若手の考えを頭ごなしに批判しない
・ワークライフバランス実現のため、若手社員が率先して長時間労働改善のアイディアを提案する
・ベテラン・若手が課題解決に向けて一緒に話し合うことで、安心感と信頼関係を育む
・できない理由を言うのではなく、どうすれば課題が解決できるのか・・・
自由に話し合える場「ワークショップ」を定期的に開催する・・等々
■ワークショップを通じて聞こえてきたコメントは
・こんなにじっくり話し合ったことがなかったな~
・個人的な悩みを聴いてもらったことで、ものすごく気持ちが軽く前向きになった
・会議の時間短縮、残業時間の短縮、書類作成の効率化など、できることからまずやってみる。
・女性社員が技術力を身に着けるともっと職場の雰囲気が変わるはず!
・「●●に違いない、■■すべき」と決めつけて考えてしまう「パラダイム」を変えることが必要
・コミュニケーションの量を増やしてお互を理解することで、もっと楽しく仕事ができると思う
・若手社員に来てもらえるような会社にするには福利厚生や職場環境の改善が必要
・今変えていかないと、企業の未来はない!!
など、多くの前向きな意見が聞かれました。
何でも話し合える、本音を持ち出せる安心・安全な環境が、信頼関係を育みます。
技術や知識を学ぶように、機能するコミュニケーションを学ぶことで、
一人ひとりの考え方、関わり合い方が変わり、社風が変わりはじめます。
今回もワークショップが進むごとに、笑顔が多くみられるようになり
最後のグループ発表も本音が見事にプレゼンされていました。
猛暑の中、同じ場所に集まり、1枚の模造紙を囲んで書きこんでいった熱い思いは
必ず成果となって表れてきます。
そして、一人ひとりが更にその先を目指してチャレンジする姿が
この業界に対するマイナスイメージを払拭するエネルギーになるのだと思います。
「組織の風土改革」は「一人ひとりの意識改革」から!
是非、コーチングのコミュニケーションスキルを活かしてパラダイムシフトを起こしてください!!
今後のみなさんのご活躍を心から応援しています!!
研修やセミナー、講演活動の様子をご紹介しています。
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