今年も滋賀県教育委員会の出前講師として、県内の学校に伺うシーズンになりました。 今年度は甲賀市立甲南中学校がスタートとなります。 毎回県内の学校にお邪魔すると玄関に一歩入っただけでその学校の雰囲気を感じます。 出会った生徒たちと挨拶を交わし、その表情やしぐさからも生徒たちがどのような思いで学校にいるのか・・・ なんとなく伝わってくるのです。 学校の空気や雰囲気は先生と生徒が一緒に作り出しています。 ですから生徒の表情を見れば学校の在り方がわかるのです。 そして生徒が生き生きと元気に笑顔で挨拶をしてくれるだけで、なぜかホッとします。 気持ちが十分開かれていると感じるからです。 相手を受け入れるという土壌がその学校にはあるからです。これはとても重要なことです。 目の前の人を受け入れること・・・否定せずに、評価せずに、まずしっかり相手を受け入れる心のスペースがある状態です。 しかし、気持ちが閉ざされていると、相手の目を見て笑顔で挨拶を交わすことはとても苦痛になります。 ですから、マナーやスキルの知識を教える前に、目の前の人を大切にすること。 そして何よりも自分自身を大切にする気持ちを味わってもらうコミュニケーションの時間を大切にしています。 生徒一人一人が、人とかかわることって楽しい！自分にもできるかもしれない！やってみよう！そう思っていただけるように、 今年度もたくさんの学校に伺いますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします！！