4月23日 東京でJOMFメンタルヘルスコーチング特別企画セミナー
財団法人海外邦人医療基金主催のメンタルヘルスコーチング特別企画セミナーを3月の大阪に続き今月は東京でさせていただきます。http://www.jomf.or.jp/osirase/notice.html#2012/03/22_1
今回は会員様限定のセミナーですが、医療とコーチングという関係性について皆様にも少しご紹介したいと思います。
医療の専門家の皆様のお話を聴かせていただく中で、実は医療とコミュニケーションスキルはとても密接な関係があるということがわかってきました。
医療従事者と患者さんが『心、感情』を持った生身の人間だからです。病気は薬だけ、手術だけでは治らないのです。
たとえば診察までに長い時間待たされ、やっと自分の番が来たと思ったら、先生はまともにこちらの顔も見ずにコンピューターの画面を見たまま所見を入力するだけで、薬を処方して次回の予約の話に移っていく・・・出された薬で一旦治ったかのように見えても、また同じような症状が現れたり、やっぱりこの病院(あの先生)ではダメだから・・・と別の病院を探すようになり、時間とお金とマイナスの感情を無駄に費やすだけです。
この診察スタイルのお医者さんはいずれロボットにとってかわられてしまいます。
患者さんの気持ちを『聴く』、言葉にならない不安や焦りやつらい気持ちを心の耳を研ぎ澄まして『聴く』スキルが医療従事者には必要です。聞く&訊くではなく『聴く』スキルです。
人は聴いてもらえないと相手に対して安心感を持つことができません。つまり信用できないのです。
目に見えない心の部分に、お互いをパートナー通して信じる気持ちがなければ、医療技術や薬だけが独り歩きをしてしまいます。
『治りたい、よくなりたい』という患者さんの気持ちを引き出すコミュニケーションスキルが医療従事者には絶対に必要なのです。
そして患者にも、『この先生なら命を預けても構わない、先生がいるから大丈夫!』という、ドクターやナースに対する信頼感や安心感がなければ病気に対する孤独や不安に押しつぶされてしまい、自分の治る力を信じることはできません。
医療従事者と患者の双方に安心感と信頼感を生み出すのがコーチングのコミュニケーションスキルの醍醐味でもあります。
これからも是非たくさんの皆様に『こころのサプリメント』コーチングのコミュニケーションをご紹介していきたいと思っています。
研修やセミナー、講演活動の様子をご紹介しています。
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