社会福祉協議会主催の福祉の集いで、地元の皆様とご一緒いざという時に困らないためのにコミュニケーションについて応援をさせていただきました。 生憎の冷たい雨の中でしたが、たくさんの皆様にご参加いただきまして本当にありがとうございました。 日頃から地域の皆様に貢献していらっしゃるということで、皆さんの笑顔がとても素敵で一緒にいるだけでとても温かい空気が伝わってきました…そして何よりも『よく通りすがりの人に道を訊かれる人?』という質問に、たくさんの方が手を挙げられ、なるほどね・・・と納得した次第です。 やはり私たちは言葉を交わさなくても、何となく感じる『安心感』で尋ねる人を選んでいるように思います。 何となく話しやすい雰囲気、この人の話なら聴いてみたいな…と感じとるアンテナを立てて、無意識のうちに自分の心のチューニングを合わせているのだと思います。 今周りの人とのコミュニケーションには個人情報に関する壁や、特に子供に対しては「知らない人とは口をきいてはダメ!」といった指導がなされています。 でも本当に「〇〇してはダメ!」ばかりを並べて、ご近所や地域の人と一緒に幸せな気持ちや喜びを分かち合うことができるのでしょうか？ どうやら私たちはますますコミュニケーションを難しいものにしてしまっているようです。 しかし、本当はもっとシンプルで自然な関わりのはずで、そこを埋めるのが、人と人との絆、関わり続ける力だと思います。 『絆』の語源は動物（馬や犬）を縛っておく綱のことだったそうですが、そこから派生して『断つことのできない人と人との結びつき」という意味になったそうです。 本来、人は人によって支えられている存在です。 そしてその結びつき『絆』は簡単には断つことができないほど、人が心の底から望んでいるもの、欲しているもののはずです。 まわりの人と仲が良くなるためのコミュニケーションを少し意識するだけで、本当は『ずっとあなたと繋がっていたい！』と願う人があなたの周りにたくさんいることに気づくはずです。 たくさんの人があなたの笑顔や優しい声掛けを待っています。 まず自分から先に目の前の人にあなたの優しい気持ちを伝えるコミュニケーションを試してみること･･･その結果よりもまず自分が一歩踏み込んで気持ちを正直に伝えることで、温かい春風が相手の方の心にも吹いていくと思います。 今日は一足先に春の陽だまりの中にいるような温かさと、心地よさを味わわせていただきました。 スタッフの皆様、そしてご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。