大津市は私の地元、ホームタウンです。
ここに暮らすようになってから、もう２８年目になり、すっかり私の大切な故郷になっています。
その地元で昨日、女性大会が開催され『子どものやる気と可能性を引き出すコミュニケーション』というタイトルで講演をさせていただきました。
ご参加いただきました皆様はもちろんのこと、大津市教育委員会、地域女性団体連合会、大津市会議員、大津市男女共同参画課、社会福祉協議会、自治連合会はじめご列席いただきました皆様、主催者の皆様方、お世話になりまして本当にありがとうございました。
日頃お世話になっている諸先輩のお顔が並ぶ中、他のどの場所で講演するよりも緊張しましたが、そこは何といってもマイタウン。
お顔なじみの皆様の温かい笑顔に守られて・・・地域の子どもたちが活き活きと未来の夢を語れる、そして家庭や学校、地域の中で安心感から信頼関係を創り出すコミュニケーションについてお話をさせていただきました。
子どもとのかかわり合いの中で、子どもが自分で考えて行動する自主的な行動力、問題を人に委ねたり人のせいにするのではなく、何とか知恵やアイディアを出して解決していく問題解決能力、相手の話をしっかりと最後まで聴く能力、そして思いを正直に伝える表現力を育むには、子どもを変えるのではなく、大人自身が自分の物事の捉え方を少し変えてみたり、子どもの中にある可能性を引き出すコミュニケーションを取り入れるだけで、子どもは夢に向かって進みだしていきます。
家庭での会話が変われば子どももたちの態度が変わり、日々の行動に変化が生まれ、人格を形成する上で頑丈な自己基盤が心の中に築かれていきます。
そうすれば後は子供自身の中に本来持っている自分の力で、自分の人生を切り開いていってくれるはずです。
子供の成長に欠かせないコミュニケーションを、難しいと言ってしまわずに、誰でもちょっと練習さえすれば、自転車を乗るように気軽に簡単に使いこなせるようになります。
今回は限られた時間でしたが、また市内のどこかで皆様とご一緒にコミュニケーションの楽しさとパワフルさを体験する機会を頂ければ幸いです。
故郷の街が、他の人にも薦めたくなるような素敵なコミュニケーションの溢れる街であって欲しいと、心から願った一日でした。