新入社員を迎える前に身に着けたい「新入社員の上司コーチング研修」
まもなくやってくる新しい仲間「新入社員」の上司の皆様!彼らのやる気を引き出し働くことの意味や価値、それぞれの目標を明確にするための「質問力」を身に着けていますか?
㈱宙では、入社後すぐに不安一杯の新入社員と安心感で信頼関係を築いていけるように、新入社員の上司を対象とした「新入社員上司研修」を各企業様で実施しています。
今回はその中でも特に重要な「質問力のスキルアップ」についてご紹介いたします。
新入社員が配属されてから「どうやって育てたらいいのか分からない…」と慌てなくても済むように、「お互いの出会いがしらのコミュニケーション力」をスキルアップしておきましょう!新しいメンバーが入社する前、2月3月中に担当上司がすぐに役立つコミュニケーションスキルを身に着けておくことがとても重要です。
新人はあなたのことを360度方向から観察しています。この人の下で働くことになってよかった!と思ってもらえるためにコーチングの「質問力」についてご紹介します。
新入社員の上司になる予定の皆様の参考になれば幸いです。
コミュニケーションの基本「質問するスキル」
数あるコーチングスキルの中で、特に新入社員の上司になる人たちのコーチ力が問われるのが「質問」するスキルです。
バリエーション豊かで上質な「質問=問い」は部下が自分で考える習慣が身につくだけではなく、部下の課題解決に役立つ情報やアイディア、やる気や行動力を引き出し、部下の成長を促すことになります。
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黙らせる 質問
「なぜ、こんなミスをしたんだ!?」「どうして報告しなかったんだ!?」
「why+過去形」の表現は疑問文のように聞こえますが、実は相手を委縮させ責任を迫る否定文です。
相手を責めて黙らせているだけで、「謝罪」や、「言い訳」しか出てきません。次にどのようにすればリカバリーできるのか、自分で考えるきっかけを奪っています。また口調や表情が厳しくなると「詰問」になり、部下の自己否定感を強めるだけで信頼関係は築けません。 -
引き出す 質問
「失敗した原因は何だろう?」「どうやったら上手くいくと思う?」「この経験から学んだことは何?」
「what?」「how?」を活用することで、潜在的な問題や課題にフォーカスを当て、様々な角度から前向きに改善策を考えることに繋がります。また、YES/Noで答えられる「YES/No」クエスチョンに頼るのではなく、相手が自由に答えられる「オープンクエスチョン」を効果的に活用することで、新しい気付きや発見に繋がります。何よりも上司と一緒に考えることが楽しくなりお互いの信頼関係も深まります。
コーチングで一番大切なことは相手の自発性を引き出すことです。そのためには相手の視点を変え、問題を明確にし、結果から学んだことを活かして未来に向けて一歩前進するための「引き出す質問」をすることが求められます。コーチの質問力によって、課題解決の選択肢が広がり、行動を起こしやすくなるので次への行動がスピードアップします。
研修やセミナー、講演活動の様子をご紹介しています。
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