今年も高槻市教育センター様のご依頼で
ミドルリーダーを対象としたコーチング研修をさせていただきました。
今回は従来の集合研修とは違いzoomを活用したオンライン研修。
まだzoomになれていない先生も、結構使いこなしている先生も、
今までの当たり前の研修スタイルではない現状を
柔軟にかつ前向きに捉えて受け止めていただき
チャットや反応ボタン、オーバーアクションにも積極的に
チャレンジしてくださいました。
今までの当たり前の日常(生徒が毎日学校に来て一斉授業をする日々)
がNGになった今・・・教育の現場では先生と生徒を信頼関係でつなぐ
ツールとしてオンラインを使いこなすことが必須となりました。
今までの「当たり前」が、とても「有難い」ことだったんですね!
当たり前のことができなくなる日がこれほど長く続くとは・・・
自然災害等のイレギュラー対策だけではなく、今後はオンラインを活用した新しい授業づくりが
先生たちに求められています。
その一つ目のハードルが「生徒の心を動かすコミュニケーションスキル」ではないでしょうか?
zoomの操作スキルは慣れればある程度できますが、一旦自分の殻を打ち破り、即興演劇のインプロバイザーとなって
目の前の出来事や反応に臨機応変に対応してやる気を引き出していくアドリブ&即興スキルを磨くには
やはり練習=トレーニングが必要です。
今回コーチングのエッセンスの中で取りくんだ「聴く」「パラダイム」は、
画面越しのコミュニケーションを通して信頼関係を深め繋がり合うのために
大変役に立つコミュニケーションスキルです。
限られた時間でしたがブレークアウトルームで自分の今の気持ちをっ聴いてもらった感想を伺うと
・めちゃくちゃすっきりした!
・こんなネガティブな気持ちは自分だけじゃないんだ…と分かり安心した
・一生懸命耳を傾けて聴いてもらうことは、とても安心するとわかった
・スーッとした解放感を味わえた
・今までのきき方は、自分が主人公で相手の気持ちを理解できていなかった
最後に、これから取り組む具体的な行動をコミットしていただくと
・これからはもっと生徒一人一人に合わせたコミュニケーションをとっていく。
・自分がパラダイムシフトしていく
・話しかけやすい雰囲気のある先生になる
・パラダイムに縛られている学校の雰囲気を変えていく
・子どもの中にある可能性を信じる教師になる
・答えは無限にあることを子どもたちに伝えていく
・ティーチングにコーチングをミックスしていく
・教師はコーチだ!!!
・奥さんの話をもっと聴く・・・・
今回も素敵なコミットメントをたくさん共有することができました。
先生の学びのチャンスを諦めずに、今回もZOOMのサポートなど「
全力で企画運営してくださったセンターの先生には
心から感謝しています。
先生が笑顔になればその笑顔が教室に拡がり子どもたちも笑顔になります!
笑顔の溢れる学校が街に増えてくれば、自然と街も明るく元気になります!
今回のコーチング研修が少しでもそのお役に立てれば・・・
コーチとしてこれほど嬉しいことはありません!
次回は6年次の教員とのコーチング研修が待っています。
次はどんなアドリブクエスチョンを投げかけようかしら・・・?
今からとても楽しみです!!