1月30日(土)新規採用者採用前セミナーⅡマナー研修
大阪府豊能地区教職員人事協議会主催「豊能地区新規採用者対象
採用前セミナーⅡ マナー研修」に今年もお招きいただき、4月から教職員になる皆さんとご一緒に基本的なビジネスマナーについて取り組みます。
「学校の教職員」もビジネスマンと同じ社会人です。
しかも未来ある若者の成長を育む立場に立つ人であれば基本的なビジネスマナーは身についていて当然です。
特に保護者や地域社会、職員同士の間でも相手を大切に扱う「礼儀」や「思いやりの気持ち」を態度や言葉で表せなくてはなりません。
「そんなつもりで言ったんじゃない・・・」
「言わなくても察してよ・・・」
「改まった態度は少し照れくさい…」
これらは社会人としてはNG。
甘えです!
教師は決して特別な存在ではありません。
むしろ様々なキャリアを持った年上の保護者から、とてもシビアに評価されます。
なぜなら大切なわが子に大きな影響を与える存在だからです。
しかもかなり長時間、親の目が届かない「学校」という場所で、わが子がどのように扱われているのか、その人の人間性に関心を持たない保護者はいないと思います。
授業のスキルが高くても、一人の人間として相手を不快にさせない言動を身に着けていなければ、保護者の不安は解消されません。
つまり教師の何気ない言動を見て「安心感」を感じなければ、保護者と教師の「信頼関係」は築けないのです。
保護者は子どもが影響を受ける教師に対する「不安」を解消したいのです。
知識やスキルを教えるだけが教職員の役割ではなく、「こんな大人になりたいな~」と思ってもらえるような「人間力」を持ち、多様な価値観を受け入れる「人間の器」を大きくすることが求められているからです。
そこで、今回もビジネスマナーの基本を軸に、様々な場面に臨機応変に対応できるコミュニケーションのスキルアップにも取り組みます。
たとえば、同じ「ありがとうございます」という言葉でも、相手の目を見て 笑顔で伝える場合と、パソコンの画面を見ながら言う「ありがとう」では、 感謝の気持ちの伝わり方が全く違います。
何度も繰り返して試してみることで身につくのがマナーです。
頭でわかっていることと行動のギャップを埋めるのがマナーのスキルアップトレーニングです。
例えば「なんだその態度は!」「お詫びの言葉も言えないのか!」など、教職員の言動が相手の怒りの感情を一層強めてしまう場合もあります。
教職員のマナースキルは、様々な問題解決(クレームなど)に臨む時には特に役立ちます。
丁寧な言葉遣い、心が伝わるお辞儀の仕方、綺麗な立ち方、歩き方、身のこなし、言葉遣い、電話対応、 名刺交換など、様々な場面で使える実践スキルを磨いていきます。
*●●先生の電話応対はスマートで感じが良い。
*●●先生はマナーがいいので、話していても気持ちがいい。
*●●先生の言葉遣いは丁寧で、先生の優しい気持ちが伝わってくる。
*●●先生はつも笑顔で目を見て話を聴いてくれるので 信頼できる。
等など、お互いの関係性を円滑にし、信頼関係を深めるのがマナースキルです。
今回のマナー研修に取り組むことで自信をもって教壇に立てることは間違いありません。
マナーのスキルアップは人間性を高めることです。
是非、子どもや生徒たちのお手本になる「マナーの達人」になってください。
研修やセミナー、講演活動の様子をご紹介しています。
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