4月3日 大阪府豊能地区小中学校初任者研修開校式
昨日は大阪府豊能地区教職員人事協議会にお招きいただき、150名の新規採用教職員の皆さんに「仕事に生かすコミュニケーション」について講演とワークショップをさせていただきました。
今まさにスタートラインに立っている教職員の皆さんの目はキラキラと輝いていて、期待感や不安感といった「ワクワク&ドキドキ感」が私にも伝わってきました。
少し先輩の体験談や励ましのメッセージには後輩への温かな愛情が感じられ、また主催者の皆様の包み込むような笑顔には、組織として彼らをしっかりサポートして取り組んでいきたいという熱意が感じられるとても素敵な開校式でした。
はじめは少し緊張した表情でしたが、ワークショップが始まると話が止まらないくらい自分の気持ちを持ち出すことができるようになり、会場の空気も一変しました。これがコミュニケーションの醍醐味ではないでしょうか?
今回は「聴く」コミュニケーションについてほんの一部しかご紹介できませんでしたが、最後まで評価せず、さえぎらず、分かろうという姿勢で聴いてもらうとどんな気持ちになるのか・・・自分自身とコミュニケーションをして感じ取っていただきました。
また自分のリソース(資質)の良い点、目の前の人の素敵なところにフォーカスを当ててコミュニケーションするとお互いの関係性が変わりだすことも試していただき、短時間ではありましたがとても多くのことを掴んでいただけたようです。
教職員として子どもに何かを教える前に、クラスのみんなが仲良くなり、「もっとこの人のことを知りたいな~、この人と一緒に遊びたいな~、先生大好き!」そんな気持ちがクラスに充満するように働きかけるのが教師の大きな役割だと思います。
「はじめは照れくさくて相手の目を見られなかったけど、次第に目の前にいる人としっかり目を見つめあって緊張もせず笑顔でいる自分に気づき不思議な気持ちになった」
「今日のワークは本当に良かったです!午後から早速子供たちとのコミュニケーションで試してみます!」
「上手く教えなければならない!と思い込んでいたけど、その前にもっと大切なものがあったんだとわかりました」
「最後まで自分の気持ちを聴いてもらうだけでこんなに安心できるなんて…この体験を現場に行く前にさせてもらって本当に良かった!」
等々講演後も会場の外でたくさんの新任先生たちから笑顔のメッセージをいただきました。
ティーチングのスペシャリストがコーチングのスペシャリスト、コーチになれば鬼に金棒です!
コミュニケーション次第で人も学校も社会も変わっていくことを忘れずに、ぜひ「話を聴いてもらいたくなる先生」「会いたくなる先生」になってください!皆さんは必ずそんな素敵な先生になる人だと信じて、私も全力でサポートさせていただきます。
最後に「これは我々先輩教師も勉強すべきことですね…」そうおっしゃて下さった主催者の言葉がとても心に残りました。
「いつでも」「だれでも」「どこでも」コーチングのコミュニケーションを味方につけて人は変わっていけることをこれからもお伝えしていきたいと思わせてくださった皆様、本当にありがとうございました。そして次回は皆さんの現場でお会いしましょう!
研修やセミナー、講演活動の様子をご紹介しています。
最新記事
月別アーカイブ
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年7月 (2)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年2月 (1)
- 2023年12月 (2)
- 2023年10月 (2)
- 2023年9月 (1)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (8)
- 2024年 (8)
- 2023年 (18)
- 2022年 (26)
- 2021年 (20)
- 2020年 (20)
- 2019年 (14)
- 2018年 (9)
- 2017年 (16)
- 2016年 (26)
- 2015年 (15)
- 2014年 (24)
- 2013年 (32)
- 2012年 (35)
- 2011年 (22)
- 2010年 (25)
- 2009年 (23)
- 2008年 (15)