宙からのメッセージ
人々の価値観が多様化し、時代の変化がスピードアップした現代では、職位や立場で指示命令を与え部下を動かしていた従来の「指導型経営スタイル=ピラミッド型」が機能しなくなりました。
今、経営者やリーダーに求められているのは、上質なコミュニケーションスキルを活用してメンバーの中にある能力や意欲、可能性や行動力を引き出し、自分で考え行動し責任を取るという部下の自主性と成長をサポートすることです。
そのためには、部下が最大のパフォーマンスが発揮できる心理的安全性の高い職場環境を整える必要があり、この組織が「自立型経営スタイル=扇型の組織」です。
そこで(株)宙では、経営者やリーダーの「意識改革」と、この扇形の組織づくりに役立つ「コーチング」「1on1ミーティング」更に職場のハラスメント対策や心理的安全性の高い職場づくりに役立つ「アンガーマネジメント」研修をご提案しております。
経営者やリーダーが現場で試しながらカスタマイズしていくことは、部下の成長をサポートするだけではなく、リーダー自身の人間力を高め、組織を活性化させ業績アップやリスクマネジメント対策にも繋がります。
リーダーのコミュニケーション次第で部下も組織も変わります!ひとり一人が組織の発展に寄与する主人公になれる「扇型の組織」へのパラダイムシフトを、是非ご一緒に取り組ませてください!
スタッフが
働きがいを感じる組織とは?
価値観が多様化し、変化のスピードが速い現代では、
リーダーが指示命令で組織を動かしていく「ピラミッド型の組織」から、メンバー1人1人がリーダーシップを持ち、
全員で組織をゴールに向けて動かしていく「扇形の組織」への転換が求められています。
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なぜ従来のピラミッド型の組織ではダメなのか?
ピラミッド型の組織は「経営者」が部下をけん引する組織です。
「模範解答が無い」「見通しが立てづらい」「過去の経験がそれほど役に立たない」時代において、もはや通用しなくなりました。
また上司の指示命令が多くなりすぎると、上司の固定観念に縛られ、部下のやる気や能力、柔軟な発想力や行動力は引き出されません。
上司の顔色を見ながら動く「指示待ち族」になります。その結果、組織内にはいつも「緊張感」や「孤独感」、「停滞感」や「閉塞感」が漂うこととなり、目標に向かって前進する推進力が生まれません。 -
今求められている扇型の組織とは?
扇形の組織は、「全員参加」の組織です。一人一人が組織の目標達成を「自分ごと」として捉え、自分で考えることが習慣になるので、早い段階でリーダーシップやパートナーシップが身につきます。
また、職位に関係なくコミュニケーションの量が増えることで、自由にアイディアを出し合える「心理的安全性の高い組織風土」が作られ組織が活性化されます。
その結果、「安心感」「一体感」から「信頼関係」が築かれ、様々な状況の変化に対してダイナミックに対応できるチームとなり、目標に向かってパワフルに進んでいきます。
組織のパラダイムシフトは「グループ」から「チーム」へ!「指示型」から「支援型」へ。
組織風土は社風・企業文化などと表現され、その集団が持っている暗黙のルール・規範・土壌・文化のことで、メンバー1人1人の意識や行動様式の集合体です。いくら制度を変え個人の行動を変えようとしても「組織風土」が変わらない限り組織は変わりません。
つまり組織風土を変えるには「人の意識や行動様式を変える」ことが必要なのです。
一人ひとりが働くことに喜びとやり甲斐を感じることで組織のパフォーマンスを上げる
一人ひとりが組織の目指す方向性とミッションを共有し、リーダーシップを発揮する
一人ひとりの意識が変わり、行動が変わることで組織風土を変える
これらを実現するには、リーダー自身が従来の指導型からサポート型へ意識をパラダイムシフトすることが必要です。その意識改革を実現するのがコーチングです。
経営者・管理職の方がよく
抱えているお悩みごと
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伝えたいことが、何故かうまく伝わらない
Iメッセージを活用しましょう!
そもそも伝えるという行為はあなたが相手に対して「何かをやって欲しい」「何かをやめて欲しい」「何かを変えてほしい」というあなたの気持ちをリクエストすることです。ところが「○○をしなさい!」「早くやりなさい!」等と自分の都合を優先して指示命令系の伝え方「YOUメッセージ」を使っていると、相手は反抗心や拒絶感を感じてあなたのメッセージを受け取ろうとしなくなります。
人はもともと人から指示されて動くことが嫌い……この「人間の心理学の基本」をコーチングを通して学ぶことで相手に伝わる伝え方ができるようになります。 -
部下が自分から動いてくれず困っている
部下が自分から動かないのはなぜでしょう
例えば上司から部下への指示命令が多いと、部下はその指示された仕事が何に結び付くのかが分からず、自分で考える習慣が身につきません。また新しいことや初めてのことに対しては日頃からチャレンジする習慣が無いので、失敗をして叱られるより上司の指示通りにした方が安全と考え、上司の指示を待つようになります。
つまり上司が指示命令をすればするほど部下は上司に依存し、「指示待ち族」になるわけです。部下のやる気を引き出し行動に繋がるコーチングを活用してみましょう。 -
部下のやる気を引き出す声掛けや、関わり方が分からない
カジュアルコーチングをお勧めします。
カジュアルコーチングとはいわゆる「雑談」です。
厳しい表情で仕事の話しかしない上司に対して、部下は心を閉し上司の顔色を伺うようになります。これでは部下の長所や人柄、成長度合いや普段の生活の様子も分からないままです。まず上司の方から明るい笑顔で挨拶や気軽な声掛けをして、話しやすい雰囲気を作ることからスタートしましょう。
気軽に雑談ができる環境を作ることは、部下との信頼関係を作る上で重要な要素です。
コーチングの管理職研修では、このような声掛けのバリエーションのトレーニングも行います。1on1ミーティングのアイスブレークにも活用できます。 -
失敗を恐れて新たなことにチャレンジしない
失敗に対する「意味付け」を明確にしましょう!
失敗をしたときにその原因を明らかにし、次のステップに活かすためには、失敗した「こと」と失敗した「人」を分けて考える必要があります。
社員の育成の立場から考えると「この失敗した事実から得られたもの=学んだことは何だと思う?」という質問が効果的です。「失敗をすると自分が非難され、責められる」と捉えると、失敗を隠すようになり、非難されることを恐れてチャレンジしない部下が育ちます。日本には「失敗=ダメなこと」「失敗すると他人に迷惑をかける」という価値観が根強くありますが、企業が発展し社会に貢献するためには新しいことへのチャレンジが必要です。
上司は部下が安心してチャレンジできるように、勇気づけ励まし、チャレンジを承認するコーチングスキルを身につけましょう。 -
優秀な人材ほど退職していく
個人の成長を組織全体でサポートする組織風土を作りましょう!
人材確保が困難になっている現状に加え、転職や副業が当たり前になってきた現在では、優秀な人材の早期離脱が増えています。特に「自己成長に対する強い欲求」を持った若い世代は「この企業はどれだけ自分を成長させてくれる場所なのか」という視点で企業を見ています。「会社に貢献するのが当たり前」という価値観が通用しなくなっているわけです。
そこで企業に求められていることは、社員個人の成長を組織全体でサポートする組織風土をつくり、エンゲージメントを高めることです。
人は1人では仕事をすることができません。だからこそ社員同士が部署や世代の垣根を越え「縦横斜めのコミュニケーション」を活性化することで、一緒にチャレンジしようという居心地の良い職場風土づくりが必要です。
皆様の組織は社員が成長できる
風土になっていますか?
社員はどのような環境で成長するのでしょうか。
本来人間には「成長欲求」がありますが、「外的動機づけ=昇給や昇格」には限度があります。
しかし、自分が所属する組織のメンバー(特に上司)から自分の成長や存在そのもの、仕事に取り組む姿勢や仕事の結果を認めてもらうことで、更に自己実現に向けて成長したいという欲求が「内的動機づけ」となり、これが部下の成長を促します。
植物がきれいな花を咲かせ、おいしい実をつけるためには、肥料や水や太陽も必要ですが、その前にまず土をしっかりと耕し、根が張れる状態を作ってあげることが必要です。
人の成長も同じです。その人がその人自身の花を咲かせ実をつけるためには、まず心を柔らかく耕して、安心して根が張れるような状態にしてあげることです。この心を柔らかくする作業がコミュニケーションです。
植物の成長には毎日の手入れが必要なように、人の成長をサポートするためには、毎日よく観察して少しの変化や成長も見逃さずに勇気づけ、励まし続けることが重要です。心の栄養となる水や肥料も一人一人違いますが、部下を信じて大切に愛情をもって育てようとする上司であれば、部下も心を開き信頼関係も深まります。
そこで役立つのが「コーチング」です
リーダーがコーチングを学び実践することで
得られるものは……
一人ひとりが働くことに喜びとやり甲斐を感じることで組織のパフォーマンスが上がる
一人ひとりが組織の目指す方向性とミッションを共有し、リーダーシップを発揮する
一人ひとりの意識が変わり、行動が変わることで組織風土が変わる
これらを継続的に実現し続けるためには、リーダー自身がコーチングを学ぶことで自分が囚われている価値観に気づくことが重要です。多様な価値観に柔軟に対応できるコミュニケーションスキルを身に付けることで、リーダー自らが組織内にパラダイムシフトを起こし、部下とコミットメントを共有することです。部下が「あなたと一緒に働きたい!」「あなたのようなリーダーになりたい!」と思ってもらえる素晴らしいリーダーになってください!
組織風土を改善するために
必要なプロセス
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STEP1
まずは上司がコーチングを学び、スキルを身につける
社員のコーチとなるリーダーが、最初にコーチングを学ぶことが重要です。
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STEP2
部下と1onミーティングを実践することで、上司のコーチングスキルが磨かれる
コーチングを日常づかいに落とし込むためには、部下と定期的に行う「1on1ミーティング」が効果的です。回数を重ねることでコーチングスキルも磨かれていきます!
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STEP3
部下が自ら組織を動かす人に成長する
1on1ミーティングや上司からのコーチングを受けることで、社員が「気づき」や「学び」さらに「成長欲求」を感じられるようになり、自らリーダーシップを発揮して動き出したくなります。
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STEP4
やりがいの連鎖が組織を活性化させる
上司は自分を超えるような部下を育てることに喜びを感じ、部下は仕事を任されることでやりがいを感じるようになります。結果として上司と部下の信頼関係が深まり、組織全体のパフォーマンスが上がります。