先日約二年ぶりにアメリカから帰国した息子と夫と三人で

有馬温泉に行ってきました。

奈良時代に僧行基が温泉の医療効果を認めて建立した

温泉寺にお参りし、千利休を引き連れて豊臣秀吉がたびたび

開いた茶会のゆかりの地で、日本第一神霊泉といわれる

有馬温泉の泉源・・・天神泉源や金の湯・銀の湯を散策して　　　　　　　　　　　　　　　

炭酸せんべいや温泉饅頭をいただきました。

久し振りに親子水入らずの旅・・・

いやいや三人妹弟の一家ににとって、長男と夫婦の親子三人

だけの旅は今回が最初で最後になるかもしれません。　　　　　　　　　　　　　　　　

そんな少しセンチメンタルな私の気持ちを察してか、

息子はとて暖かく私をエスコートしてくれました☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪温泉寺≫

　≪温泉寺の鬼瓦≫ 　　　　仲良く並んで（？）一緒に写真を撮ったり、荷物を持ってくれたり、散策の合間もついついお店 　　　　ウオッチングモードの私のペースに付き合ってくれたり、アメリカでの生活や出来を一つ一つ 　　　　楽しそうに話してくれました。　　　　 　　　　親子や家族の間柄でこれって当たり前のことかもしれませんが、親子や夫婦のごくごく 　　　　近い間柄だからこそ、知ってるつもり・判ってくれるはず・言わなくても察してよ・・がお互いの 　　　　ベースにあって、相手の話をじっくり聴いたり、自分の気持ちを素直に表現したり、 　　　　目の前の人と係わる事が億劫になっているのかもしれません。　　　　　　　　　　　　　 　　　　大切な家族だからこそ一緒の時間を丁寧に紡いでいきたいと思いました。 　　　　私の目の前を肩を並べて歩く夫と息子、細かった息子のシルエットは夫そっくりの後ろ姿 　　　　になり、もう一人前の大人の『責任』の二文字が見えました。 　　　　金の湯につかりながら、ふーとゆるいため息がこぼれました・・・